罠猟最終日の結果は… | 高知・田舎暮らし始めました。

高知・田舎暮らし始めました。

高知県で田舎の古民家を借りて自然の中での恵みをいただき、鶏6羽と共に生活しています。主に投網と罠猟を中心にそれを仕事にするのを目標に日々生活しています。


先日、もう春目前と思って薄着で寝ると痛い目にあった。


昨日の朝は-2℃。あれ?ホトトギスの声も聞き梅も咲きつつあり春一番も吹いた。


何なんだこの気温は。

体の弱い僕はこの寒暖差で風邪に怯えていたが、何とか乗り切った。


今日はまた暖かい気温になり、変な天気が続く。


そして昨日今年の猟期を終えた。(一時休戦)


高知は猟期が3月15日まで伸びているが諸事情により今年は2月18日で終了。


まあ諸事情はアルバイトですが…。



アルバイトは稲のもみ蒔きに始まり田植えをします。バイト先では極早生を作っているためかなり他とは季節が早いです。


まあそれはおいといて、罠猟の最終日は見回りをしながら罠を回収していく。



一所懸命、獣道を歩き罠のかける場所を選び、丁寧に罠を設置する。


それから3か月毎日見回りをして一回も動物がかからなかった罠が何か所かある。


その罠を外すときは何ともやるせない気持ちになる。


情けなく、もっと良い場所があったはずなのに、もう少しこのまま置いておけばかかるんじゃないかといった弱さがついつい出てきてしまう。


そして自分で自分の罠を大量にはじかせることが出来る大切な日でもある。


家で罠の練習として試すときの罠と現地での罠は何となく違うような気がする。


その現地での罠を一つずつはじかせ反省点がたくさん出る。今後に生かしていこう。


そしてラスト3つになった。


ここの場所は2週間前にかけなおした場所だ。


ん?黒い塊がもぞもぞ動いている。






今季一番丸くて太い猪。


大慌てで自宅に戻り止め刺し道具を持ち現場に戻る。


戻るときが一番ドキドキするかもしれない。まだ動物がいるかっていう心配と少し落ち着いて動物を見て止め刺しまでのイメージをする。


そして安全に止め刺しを終え解体施設に搬入する。


量ってみると










65キロ。


今季最大タイでした。



しかし縦にかなり短い。


丸丸と太っている。


毛を剥いで内臓を出し、縦に割った。





今季最上級のお肉。


ホントに美味しそうだ。


これを炭火で焼いて塩を少々かけて食べたら最高に美味いんだろうなー


これで今年の猟期は一時休戦です。


4月からは有害鳥獣駆除期間があるので今年はまだまだ終わりませんが…