パラフィンってご存知ですか?知っている人は知っている。そう、「ロウソクの白い固形部分」です。ごく低温で溶けだしてパリパリに固まるアレです。実はあのロウソクが、ロードバイクにはなかなか有用らしいのです。
一番左端の最も短いグラフがパラフィンワックスで、短いほど抵抗が低いことを表します。こんなに凄いなら使いたいじゃないですか。ってことでものを買い出してまいりました。
まずは温めるためのコンロです。別にキャンプ用のものでなくてもいいのですが、あとあと何かに使うかもしれないと思ったので買いました。次にステンレスの皿です。ヘラが立てかけてあるヤツです。ステンレスは直火に耐えます。
ヘラは飛び散ったりいらないところに付いたのを剥がすため。
左下の網はメンテナンス用に一緒に買いました。今回の作業には関係ないです。
そして
ロウソクです。何の変哲もないただのロウソクです。手順
1,チェーンを洗う
完全に脱脂しましょう。オイルや汚れが残っているとパラフィンがのりません。同時にチェーンが触れる場所すべてをきれいにしてください。2,ロウソクを皿に乗せ、加熱する

写真では細かく切り分けていますが、これは失敗でした。細かい導火線が邪魔になるので、箱から出して先っぽの糸を切除してそのままぶち込んで加熱してください。溶け始めたら糸を取り除いてください。熱いので素手でやらないこと。ラジオペンチなどの掴めるものを使いましょう。3,チェーンを投入する
すべて溶けきったら折り重ならないようにしてチェーンを投入します。もし液面よりチェーンが出ていればロウソクを注ぎ足します。このまま火を止めずに5分ほど加熱し続けます。この間、パチパチと(そんなに激しくないけど)液がはねますので注意しましょう。4,乾かす
ラジオペンチなどを駆使してチェーンを引き上げ、ある程度ロウソク液をきったら乾かします。チェーンは高温になっていますので、どこかに引っ掛ける際は信頼出来る手袋を使い、手早く掛けましょう。あとはしばらく冷ましてからいつも通りチェーンを張るだけです。冷え固まったチェーンは棒のようになっていますが、ちゃんと曲がるのでご安心ください。
チェーンを張ったあとはローラー台などにかけ、しばらくホイールを回しながら変速動作を繰り返します。こうすることで余分なパラフィンを剥がすことができます。床にカスが飛ぶので飛んでもいい場所で行いましょう。
まだ走行インプレは出来ませんが、なかなか悪くない感触がしますぞ?
触っても手が汚れない副次的な効果もあります。
冷え固まったパラフィンは
キレイにに皿から取り出せます。もちろん再利用可能。うまくいけばチェーンルブよりコストパフォーマンスに優れた潤滑剤になってくれるかもしれませんね。