こんにちはニコニコ

taunino です

 

今日ピックアップする記事は

ジンバブエの日刊紙ヘラルドから

Govt recruits students for 

online agricultural college

という記事です

 

ジンバブエは

かつて「アフリカの穀倉庫」と呼ばれ

肥沃な土壌をもつ国ですが

植民地時代にはそのほとんどを

白人が占有して農場を

経営していました

 

独立後、農地の分配が

スムーズに進まず

白人と黒人の間で対立が起き

 

最終的には、政府が強制的に

なかば暴力的に

白人から土地を奪取する事態に

なってしまいました

 

農地を取り戻したものの

農場経営の経験がないために

農産物の安定的な生産と販売に

苦戦することになります

 

独立から44年目を迎えた

現在では、安定した農場経営を

されている農家の方も

いらっしゃいますが

 

そうでない農家の方もいます

 

ジンバブエは

2030年までに高中所得国に

入ることを目標に掲げていて

その鍵の一つになるのが

農業従事者の所得向上と

位置づけています

 

ジンバブエの小規模農家は

全農家の98%を占めており

全農地の96%を保有しているので

(出典リンクあり)

 

多くの農家の方に

農業の知識を技術を提供し

農業ビジネスを活性化させたい

 

そんな意図で

昨年8月に設立されたのが

オンライン農業大学です

 

コースは

一般とエグゼクティブの2つ

 

エグゼクティブコースは

農業で起業を目指す人が対象で

一般のコースは生産者の方などで

 

どちらも1年間のプログラムです

 

農業に限らず

国立のオンライン大学は

日本にはありませんが

 

ジンバブエがどれくらい

農業に力を入れているかが

このオンライン大学の設置からも

よく分かりますね

 

*本日の記事

https://www.herald.co.zw/govt-recruits-students-for-online-agricultural-college/

 

*ジンバブエの農業生産強化に関するレポート

(一般社団法人 海外農業開発コンサルタンツ協会)

https://www.adca.or.jp/contents/file/pf/H25/25PF05.pdf