最近
読書熱が冷めていた

私的に「好き」て思える本が
いくつかあるその一方で、
なかなかそれを越える「好き」
に出会えない日々が続いていた

だからちょっと休憩してたんだけど、
(あ、漫画本は除きます w )
キスマイの藤ヶ谷くんが番組で
過去読んだ本を語る姿に感銘を受けて、
あー私ももっと見聞を広げようと思った

早速、本屋さんでいくつか手に取った


本屋さんでも店頭で平置きされている
本屋大賞も取られている注目作品らしい。
ここで注目





本にかかってる帯
をめくるとびっくり。

裏に町田そのこさん(作者)の文章がある。
最近こんな手法が流行ってるのかしら

うっかり気付かない人も多いのでは

どうやら本編のスピンオフ的な内容だった。
本編のあとに帯裏を読むのがオススメかな。
ぷぷって笑えるほっこりエピソードです

【ざっくりあらすじ】
52ヘルツのクジラとは、他のクジラに声の届かない高い周波数で鳴く孤独なクジラのことを言う。辛い境遇から孤独を感じて生きるキナコ(←主人公)と、少年が出会い、考え、もがく。声を届けたいと頑張る。声を聞きたいと頑張る。そんな、おはなし。
【ざっくり私の感想】
国語の教科書に掲載されるような、読みやすいタイプ。登場人物もすっと頭に記憶されるし、読書に苦手意識がある人でも読めると思う。
家族愛に恵まれなかったキナコと少年。人生どん底から這い上がる姿は、読む側にエネルギーを与えるストーリーだと思う。
未成熟な主人公は、ちょっと鈍感で、読んでて「いやいや、その男はやめときなさい」て思っちゃう感覚は、昼ドラを見てる時と似てる (笑)
個人的に、すごく惹かれた登場人物は、美晴(←キナコの親友)。この物語の中では脇役だけれど、主役級の行動力に感動する。作中でキナコが「どうして、そこまでしてくれるの?」と聞くと美晴が「私なりの罪滅ぼしがしたいのかも」と言うシーンがある。しかし、これについては触れられないで終わる。大した意味は無かったのか?私はこれが伏線で、実は美晴が犯人(←ネタバレ最小限のため詳細は伏せます)なのかなーと疑ってるけど・・・考えすぎなのかな?まぁ答えの出ない疑問はストレスなので、掘り下げなくてもいいかな (笑)
文章の読みやすさと、キナコの行く末が気になってしょーがなくなっちゃって、あっとゆーまに読み終わった。読後の後味も良く、楽しめた。
最近
沖縄旅行に行きたいなー

って、考えた時があった。
コロナ禍で見送ったけど

どうやら季節限定で、
「ホエールウォッチング」
と言うツアーが盛んらしい。
クジラを近くで見れるなんて、
素敵っ




