私は介護を
『無数のピースがある、
とても大きな、
ジグソーパズルを、
完成させること』
だと表現したいです。
とにかく、
父と私はふたりで生きてきました。
父と息子ふたりです。
なぜなら、
私は母の顔を知りません。
そのことはまたいずれ書きたいと思います。
濃密で濃厚な、
父とのこれまでの時間。
思い出。
それらをひとつひとつ、
思い出しながら、
ピースを置いてゆく作業、
それが私にとっての介護でした。
後から思えば、
あわてて完成させることはなく、
ピースをゆっくり、
ひとつずつ、
置いてゆく。
間違った場所に置いた場合は、
またいつか、
置きなおせばいいですし、
何個かのピースが、
無くなって、
見つからなくても、
きっとかならず、
ソファーの下から、
出てきたり、
あるいは、
ピースが入っていた箱の中に、
残っているかもしれません。
とにかく、
ゆっくりと進めるパズル。
完成した時に、
目の前に現れるのは、
写真なのか絵画なのか?
どんな写真や絵画か?
気に入らない写真や、
絵画かもしれません。
これは誰にも分かりませんが、
きっと完成はします。
私はそう思います。
(続く)
拙い文章ですが、
またお読みいただけると幸いです。
