すいつだって逃げたかった。

でも耳元で囁かれる。


____どこに逃げたとて同じ


安全圏はここだけだと


そして毒家族内に

結局囚われ使われる日々を送る


眠れない日はもう

物心付いた頃からの

習慣


誰も私を労る事無かった

怠け者とは野次るけど


毒家族でも何とか世話をしたけども 


____そんな当たり前な事

自慢げに言うな 


毒家族でも比較的マシな

人にそう度々言われ

落胆する日常。


私は、そう死にそうなギリギリまで放置されたっけ。

二度程。

その影響か

痛覚が普通じゃない気がする。

皮膚が弱く

よく被れる体

服で隠れる部分は

腫れて膿になり

時に血が滲んでいた


病院でエコー検査をした時

服をめくると相変わらず

腫れて膿破裂してた。

看護師さん、内科お医者さんが

かなり心配していたが

当の本人(私)は毎日体洗って清潔にしてもそうなるし

血が出てもそう痛みないので

気にしないで下さい

と伝えた。


____大した痛みでも無いくせに

大げさに言うな


それも毒家族でマシな人から罵倒された。


……今思えば

他毒家族から

見た目も頭も悪い

良い所が無い

せめて家事をさせても

まともに出来ない

出来損ない。


そんな罵倒より

時折突き刺すように

言葉を投げつける

味方だと勝手に思ってた

マシな人に

もうこの世におさらばした

遺影を睨みつけるそんな日々


逃げてたら、そうね

私が先に逝っていたでしょう。


こんな人間は、弱く

肯定感低だと

やはり打ちのめされるから

山奥で腐れ落ちるか

水あるとこで

沈んで浮いた屍か

そうなってたかもしれない。


ここで生き長らえて

意味があるのか


解らなくて


逃げたい

逃げたい、と


逃げたとて安らぐ

保証なんてどこにも無いから

ここで

自らを終わらせる事も出来ず

生きている