僕は絵を描く仕事をしてきたため、

絵について人とお話をすることが多いのです。

いろんな人と話してみると、実際に描けるかどうかよりも、

子供のころの苦手意識が、

描けなくさせているように感じます。

 

よくバラエティ番組などで、

絵が苦手な人にお題を出して、

楽しむ企画などありますよね?

 

でも、僕でも描いたことのない対象を

アドリブで描いてといわれれば、

かなり難しいし、実際何かおかしい仕上がりになります。

 

これも、前回の記事で

「絵と字は同じ」と同じ理屈です。

描いたこと(書いたこと)のないものは、

形を記憶していないので、難しいのです。

 

「絵と字は同じ」

こう捉えることで、絵への苦手意識は少し和らぐと思います。

また少し例え話をしてみましょう。

 

「薔薇」という字は書けますか?

仮に今かけないとして、

「30分後に漢字テストをします。出題は「薔薇」の漢字の書き取りです。」

と言われたら、「そのくらいならできるだろう」と思いませんか?

では、

「国民的キャラクターの“Dもん”を30分後に

描けるようになりましょう!」と言われたらどうでしょう?

急にちょっと難しいかもと思う人もいるかもしれません。

 

でもこう考えて見てはどうでしょう?

「薔薇」という漢字は32画

書き始めから、書き終わるまでにかかった時間は10秒でした。

(※薄井計測)

 

“Dもん”をあえて画数(ペンが紙と触れる回数)で数えると16画でした。
※頭だけです。描き方しだいなので人によって変動すると思います。

描き始めから、描き終わるまでにかかった時間は8秒でした。

(※薄井計測)

 

こうして比較してみると、

苦手意識を持った人たちでも

「あれ?そんなもんなの?」なんて思わないでしょうか?

 

苦手意識とは対象を難しく捉えているだけなのかもしれません。

苦手であるがゆえに、複雑に捉え

自分自身でハードルをあげてしまう。

 

もしかするとこれは絵に限らず言えて、

苦手と思っているものでも、見方や考え方を変えることで、

案外簡単に飛び越えられそうな気になることができるのかもしれません。

 

「できるような気がする」

これは凄く大事なことだと思います。

「気がする」だから、要は気持ちしだいです。

 

皆さんも

「できるような気がする」と思ったらできた!

「できない気がする」と思ったらやっぱりできなかった!

 

こういう経験は誰しもしたことがあると思います。

逆のパターンはどうでしょう?

多くはないのではないでしょうか?

 

絵を描くのはとても楽しく、心が安らぐことです。

簡単に捉えて、楽しく描いてみてはいかがでしょう?

「下手でも楽しい」そう思えて描けるなら最高だと思いませんか。