私も正直言って田舎の出身ですので「都心に農業なんてなくてもさ、何のために高速道路作ったと思っているのと、田舎から新鮮な野菜が高速道路で運べる、いいじゃないか都市に農業なんかなくたって」と思わないわけではなかった。
ところが伊藤達也という人が、「あんたそれは違う。見に来い。」ということで三鷹に行って都市農業の若い人たちといろんな話をして、正直言って考えが180度変わりました。都市農業って大事なんだと。
今、食品偽装とかありますが、ものには食べる前からどんなものかわかっているものと、食べてみて初めてどんなものかわかるものと、食べてみても何のことやらよくわからないものの、3つあるのだそうです。最近は食べてみてもなんだかよくわからないってのがあるから食品偽装が、流行るわけです。一回5万円する料亭で食べている舌の肥えている人が使いまわしのものを食べて、いややっぱりうまいなあとか言ってるわけです。
中国のもの全部悪いなんて、私は言わないです。だけど身近な人のあの人の作ったものなんだからということが信頼感なんですね。それが安心、安全なんです。地方も都市農業に学ばなければいけないところもある。
自民党というのは夢物語はいたしません。民主党のように夢物語はいたしません。だからうけない、華やかじゃない。だけど、民主党の誰とは言わないけども、後は勝ってから考えればいいんだと、権力を取ればこっちのもんだと言っている人が実際にいます。
私たち自民党は民主党の悪口を言うことが仕事じゃない。むしろ自民党はどう変わるんだ、誰がどう変えるんだということを、あとわずかな時間ですけど、皆さん方に見せる責任があると思っています。
経済のことは福田総理がそうであったように、伊藤さんに任せる。全部知ってる人なんているわけない。誰にまかせるか、これが総理にとって大事なことだと思っています。この人なら信用できるという人が誰なのか、それがわかることだけでも大切なことだと思っております。
伊藤達也さんとは長い付き合いです。私はこの人のおかげで、人生間違えたかもしれない。以前、そろそろ故郷に帰って知事でもやろうかなと思ったら、「だめだ」と言って止めたのはこの人でした。人の人生には責任持ってくれって、よく言うんです。でもこの人は自分のために言ったことは一度もない。
本当に命の限りっていうのはこの人のためにあるような言葉で、国民のこと、都民のこと、世界のこと、次の時代のこと、どうしても日本にとって必要な人なのです。けれど次の選挙は誰でもいいよって人は今度はどちらかというと民主党にぶれるんです。それはそうじゃないんだということを周りの皆さんにお伝えをいただいてお力を賜りますようお願い申し上げます。