私が知る伊藤達也さんの3つのエピソードをお話ししたいと思います。


一つ目は昨年の2月から9月まで伊藤達也さんは内閣総理大臣の補佐官をされていました。その時に担当されたのが「社会保障国民会議」でございます。私は大変ありがたいことに全国市長会を代表して、「社会保障国民会議」の委員を仰せつかりました。私が担当させて頂いたのは「医療・介護・福祉のサービス分科会」です。首相補佐官ですから主宰者ですので毎回座長と一緒に会の運営をリードされて、様々な提案を私たちがさせていただくとそれを政策に続々と反映されました。


三鷹市にとっても大変ありがたい大きな変革は、介護や医療の対策をしっかり充実していただいたことです。手厚い介護を担う専門職の人を養成しなければならない、介護の人づくりが大切だと申し上げたらそのための基金をつくってくださった。積極的に責任を持って対策を実現していただきました。


あわせて三鷹市内にある「杏林大学医学部付属病院」の「ものわすれセンター」に社会保障国民会議のメンバーを引き連れて視察していただき、医師の確保についても、盤石の提案をして頂きました。現場を見るだけではなくて、政策として提案をして平成21年度予算にしっかりと反映してくださったのは伊藤達也代議士です。


二つ目のエピソードは三鷹の農業についてです。東京むさし農業協同組合三鷹地区青壮年部がかねてから、直接、農林水産大臣にものを申したいとおっしゃっていました。私はこの間、歴代の農林水産大臣に三鷹に来てくださいと「ラブレター」を書き続けました。三鷹の青壮年部に会ってくださいと。ところが、なかなかそれが叶いませんでした。伊藤達也さんは石破農林水産大臣に、市長が待っているし、何より青壮年部が待っているからと話してくださった。現職の農林水産大臣としては初めて三鷹市の農協青壮年部と会ってくださって、生の声を聞いてくださいました。だからこそいわゆる農業地域の農地だけではなくて、都市農業の農地を確保するための提案を農林水産大臣が財務省と話してくださっています。その効果が近く出てくると思っています。


三つ目のエピソードは、地域が元気を出せる取組みについてです。私たちにとって社会保障、医療・介護・福祉、そして農地も大事でありますが、やっぱり産業全体が元気でなければいけない。中小企業が私たちの地域にとって生き生きとしていかなければ暮らしは成り立たないわけです。そういう意味で農業がある三鷹市ですが中小企業も元気でなければいけない。伊藤達也代議士は、自民党の中小企業の問題を束ねる会長としてご活躍していだいており、その上で私たちのような地方交付税不交付団体の三鷹市にも必ずお金がつくように提案を強くしてくださいました。3月20日、国から麻生総理に招かれて、「経済危機克服のための有識者会合」の「地方自治と地域経済」の部分の一人として、私はその時に臆せず申し上げました。地方交付税不交付団体が元気になるような政策にして内需拡大をしてください。学校も建て替えたいし、公共施設も再生したい。そうすれば、都市部の地域経済も活性化して、みんな元気になる。そしたらそれを伊藤達也代議士は形にしてくださいました。今年度平成21年度から地方交付税不交付団体である三鷹市にも例えば学校の建て替え等について今までよりも厚く補助金を出していただけるようになりました。


以上数え上げればキリがないのですけども、伊藤達也代議士は語るだけではない、必ず政策にして予算をつける実行力のある方です。皆様と同様、私も力強く信頼しておりますし、これからも日本を担う政治家としてご一緒に応援してまいりたいと思います。