地方国立大学を修士で卒業し、大手総合電機メーカの研究所に3年間勤めていました。
そしてこの4月、ゲーム業界に転職をします。

メーカの研究所に入ったきっかけは、「誰にも負けない世界一のモノづくりがしたい」でした。しかし、本気でそれを成し遂げようと思ったら、生半可な覚悟ではできません。

皆と同じように仕事をこなしていてはダメで、日々努力し学び、本当に必要な事は何かを考え続けなければいけません。
大手企業で働いている方は、日々の業務に追われ、夜遅くまで資料作りに取り組み、そんなことをしている余裕がないかもしれません。私はそうでした。

しかし、時間がないは言い訳です。夜遅く帰っても、寝る前に論文の1つを読んだり、技術書を読んだりすることはできるのですから。
それができないのは、結局は執念が足りない、死ぬ気でとはいいすぎですが、兎にも角にも仕事に情熱を注ぎこめないのならば、平々凡々で終わってしまうのです。

カップヌードルの祖、安藤百福氏曰く「発明はひらめきから、ひらめきは執念から、執念なきものに発明はない」と。

自分が執念を持って取り組める仕事は何だろう。悩んだ結果の答えが、ゲーム業界への転職でした。私の半生はゲームといって過言ではないほど、ゲームとともに育ってきました。世界で最高のゲームを作ってみたいと強く思うようになり、転職を決意しました。

社会に出て3年。社会のほんの少しを知り、隣の芝生が青く見え始める時期。私みたいに好きな事で頑張って生きてみたいけど、生活面の不安や失敗の怖さから踏み出せない人は多いと思います。自分の取り組みや考えをまとめることに加え、一歩を踏み出せない人に勇気を与えることを目的に、ブログを書いていきたいと思います。