1. はじめに
この記事は、42年間生きてきた自分が、これまで抱いていた「こうあってほしい」という理想と、現実のギャップについて考えた内容です。
2. 「こうあってほしい」という願望の虚しさ
我々は幼い頃から、「正しい事を行った人こそ上手くいってほしい」「ルールを守っている人こそ成功してほしい」と教わってきました。しかし、実際に社会に出てみると、必ずしもそうとは限らないことに気づきます。
3. グレーゾーンの蔓延:ルール違反者が得をする現実
むしろ、グレーゾーンを巧みに利用したり、ルールを破ったりする人の方が、成功したり、お金持ちになったり、社会的地位が高かったりすることが多いように感じます。
4. 歌ってみた/カバー動画の違法アップロード:利便性 vs. 違法性
音楽業界における一例として、歌ってみたやカバー動画の違法アップロードについて考えてみます。
Twitter(X)は、JASRACやネクストーンと包括契約を結んでいないため、歌ってみたやカバー動画を直接アップロードすることは違法です。しかし、YouTubeやInstagramは包括契約を結んでいるため、合法です。
ユーザー視点から見ると、違法なTwitter(X)で視聴できる方が、わざわざYouTubeなどの外部サイトに移動する手間がなく、楽ですよね。結果的に、ルールを守っている投稿者は作品を見られづらくなり、ルールを守らない投稿者は作品を見られやすくなるという逆転現象が起こります。
5. ルール遵守者は不利?違法者は注目される?
これは、歌ってみた/カバー動画に限らず、様々な分野で当てはまる現象です。
6. 武道館ワンマンまで上り詰めた「バンドマン」:成功と倫理のジレンマ
かつての知り合いのバンドマンが、武道館クラスまで登りつめたという例も挙げられます。彼はバンギャさんのことを馬鹿にしていた人物でしたが、結果的に成功を収めました。
7. 脱税政治家:悪事の栄光と無敵感
脱税などの悪事を働いても、そのまま逃げ切れてしまう政治家もいます。彼らは、悪事によって得たお金でさらに権力と富を手にしていくのです。
8. 弱者ゆえの視点:グレーゾーンへの葛藤
このような現実を目の当たりにして、「悪い事をしている人達にはバチが当たって欲しい」という願望は、ただの幻想だと悟りました。
9. 真の弱者支援には強者になる必要性?
しかし、弱き存在を助けたいと思った時、自分は強者側になっていなければ、真の意味で弱者を助けることはできないのかもしれません。
10. 愛する人を救うには? お金と強さの関係性
例えば、愛する人やペットが病にかかって、多額の治療費が必要になった場合、悪者でもお金持ちであれば助けることができます。しかし、正しい者であっても、お金持ちでなければ助けることはできません。
11. グレーゾーンへの挑戦:葛藤と決断
弱者ゆえの視点から、グレーゾーンに挑戦すべきかどうか葛藤しています。
12. 現在の考え方のまとめ
現時点では、グレーゾーンへの挑戦は必要だと考えています。しかし、倫理的な葛藤と戦いながら、自分なりの正義を貫いていきたいと思っています。
13.おわりに
「こうあってほしい」という理想と、現実のギャップに悩むあなたへ。この記事が、あなたの考え方のヒントになれば幸いです。
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