Webサイトの装飾を行うために欠かせないCSSは、コーダーであれば必ず身に付けておくべき知識です。ただ、CSSを覚えただけではWebサイトは制作できません。CSSと同時に、HTMLも学習しておく必要があります。
HTMLは「Hyper Text Markup Language」の略で、ページ内の文書構造を定義するために利用する言語であり、マークアップ言語とも呼ばれています。文章や画像の挿入などはこのHTMLを用いて行うため、HTMLが使えなければWebサイトを作成することができません。
そしてCSSは、HTMLで定義した文書構造に対して、文字色や背景色を変えたり、文字や画像のサイズを変更するなどといった装飾まわりを実装できる言語です。つまりCSSは、HTMLで定義した文書構造の見栄えを調整するために使用する言語であり、そもそもの基本はHTMLを記述するところにあるのです。
そのため、CSSを学習する場合は、あわせてHTMLも並行して学習を進めましょう。HTML側で記述したタグやクラス名、ID名などをCSS側で指定してはじめて見栄えが変わります。どちらもセットで扱えるようになることで、はじめてコーダーとして立派なWebサイトを作ることができるようになります。
独学で勉強を始める場合は、まずHTMLで文書構造を定義してみて、各タグやクラスに対してCSSをひとつずつ適用させていき、見栄えが変わることを体験してみましょう。
最後に、CSSを学びたい人におすすめのサイトを紹介します。CSSだけでなくHTMLについても触れられている初心者向けのサイトです。きっと参考になるので読んでみてくださいね。
おすすめサイトのURL⇒http://imasarakikenai-css.net