備蓄米がメディアで持ち上げられる今、本当に考えるべきこと
最近、2,000円の備蓄米が連日メディアで話題となっている。小泉新大臣の就任後、備蓄米が店頭に並ぶようになり、「小泉さんはさすがだ」という論調がテレビや新聞などで多く見受けられる。しかしながら、そうした報道を見ていると、私は強い違和感を覚えざるを得ない。備蓄米とは、本来、有事の際に国民の命と生活を守るために準備されているものである。それを平時に大量に市場に放出すれば、いずれ在庫が底をつく。ネット上では「8月には備蓄米がなくなる」といった指摘も見られる。たしかに、物価が上がる中で安価な米が手に入ることに安心感を覚える消費者も多いだろう。しかし、有事の際に備蓄がない状態でどう対応するのかという視点が、すっぽりと抜け落ちているように思える。また、備蓄米は国民の税金で購入されたものである。その米を国民が再び「有償で」買い、さらに消費税まで課されるという仕組みにも疑問を感じる。「税金で買ったものを、税金付きで買わされる」――冷静に考えれば、明らかにおかしい構造である。さらに問題の根本にあるのは、日本における米の生産量そのものが減少しているという事実である。この背景には、政府が長年にわたり進めてきた減反政策がある。田んぼを減らせ、米の作付けを減らせという方針が、結果として生産基盤を弱体化させてきた。そして、この減反政策を主導してきたのは自民党である。このことを私たちは正しく認識しなければならない。このまま米の国内生産が増えなければ、いずれ日本は海外からの輸入米に頼らざるを得なくなる。そのとき、米の価格も品質も、そして安定供給という点でも、大きな不安定要素を抱えることになる。日本の食の根幹を揺るがす問題として、もっと真剣に議論されるべき課題である。一方で、多くの国民はメディアが流す情報を鵜呑みにしてしまっている。新型コロナの混乱もそうだったし、芸能人の不倫報道なども、視聴率や注目度だけを基準にして情報が拡散されてきた。私たちの多くが、そうしたメディアの流れに疑問を持たずに従ってしまっている現状がある。しかし、今はSNSやネットによって、多角的に情報を得ることができる時代でもある。メディアの情報に対して「おかしい」と感じ、立ち止まって考える人は確実に増えてきている。そうした姿勢こそ、これからの時代に必要な「情報との向き合い方」ではないだろうか。浮島達雄YouTubeチャンネルやっています。【社長のためのマネー講座】経営財務について初心者からでもわかる内容をお伝えしていますのでぜひともご確認ください。https://www.youtube.com/watch?v=ZD6-Y1-IOj8&t=126s【facebook】https://www.facebook.com/tatsuo.ukishima【Instagram】https://www.instagram.com/ukishima1202/【グロウアップパートナーズ公式サイト】私の会社のサービス等についてご紹介しています。ぜひともご覧ください。https://growup-partners.jp/【記帳代行サービスGUP】個人事業主から中小企業までの記帳代行を支援しています。https://gup-kichodaikou.jp/【2024年度 SMBグロース企業賞受賞】2024年度 SMBグロース企業賞の財務コンサルティング部門で受賞されました。https://smbgrowthcompany.com/2024/growup-partners