約半年間ブログをサボってしまいました。
トホホ (^_^.)
それでは、『暗 譜』と『自分の音楽』について の最終回です。
今まで4回にわたり、
1、『自分の音楽』を高める。
2、楽譜を見て音楽を創造する。
3、部分練習をする。
等が暗譜には重要だと説明してきました。
これに加え、もうひとつ重要なことがあります。
それは『自分の音楽』に自分の演奏を近づけていくためには基本的な技術、特にギターの場合は撥弦技術が不可欠 だということです。
もし、この技術が ある程度 習得できていなければ、音楽的表現は不可能で、 部分練習をしても『自分の音楽』に演奏を近づけることができません。
(化学実験のような演奏を繰り返すことになってしまう。)
普段の練習や演奏は常に自分の演奏を聞きながら、音楽を感じ、リアルタイムで調整を加えており、そのことによって音楽を身体に覚えこませているんですよね。
しかし正しい撥弦技術が習得できていないと音楽的表現が できず、部分練習をしても 中々上達出来ず、挫折してしまう可能性が高いんです。
大きな音、小さな音、音色の変化、クレッシェンド、デクレッシェンド等、多彩な音を出すトレーニングを初期段階から教則本や練習曲を使って 少しずつ 習得していくことが重要なんだと思います。
で、このことを 誤解を恐れず 単刀直入に言ってしまうと、 暗譜が苦手な人= 音楽的表現が苦手な人= 撥弦技術に問題を抱えている人が多いのではないか?と思います。
ギター教室等で 音階練習や アルペジオの練習に 講師が 拘るのは、正にこのような問題に 生徒が直面しないように 先手を打ってるんですよね。
以上5回にわたって 『暗 譜』と『自分の音楽』について 書いてきました 。
皆さんの 参考になればと思います。
今日から日本に帰国します 。
コロナ禍で 3年間 帰国していませんでした。
帰国したら 、まず 何はさて置き、
お風呂と刺身と 焼き鳥と 串カツ を 堪能しよう。
(^_^)