今から約2年半前、

毎年開催されてる Asia Internatiol Guitar Festival を聴くため、

バンコクで4泊したんだけど、

練習が途絶えないようギターを持っていって早朝練習をしたんです。

 

場所は緑豊かな Benchasiri Park、

(バンコク高架鉄道のプロムポン駅の直ぐ横の公園)

 

 

 

 

 

 

真ん中に池がある回遊式の公園で、早朝からウォーキングや

ジョギング、太極拳なんかで多くの人が活動してるんですよね。

 

 

 

瞑想してる人も居ます。(上の写真)

 

 

 

 

 

で、ギターケースを開けてと  ・・・・・・

 

 

 

ここで気を付けるべき重要な事が ・・・・・

 

公共の場での収益を目的としたパフォーマンスは禁止されてるんです。

以前、コンドでギターケースを開けて練習してると、

いつの間にか、20バーツ入ってたんですよね。

だから、『私は練習してるんだ』という意思表示で、しっかりとケースを閉じたんです。

 

で、練習してると車椅子で歩行訓練に来た女性(母娘だと思う。)が

私の前を行き来しだしたんです。

ギターの生演奏をバックにリハビリ  ・・・・・

 

な、なんて贅沢なんだ。

 

そして仲良くなって、この笑顔ですよ。

 

 

 

私も、この5年前まで自宅介護をやってたんで、

もうね、感無量ですよ。

 

日本では介護は苦痛なものと考えがちだけど、

どうですか?

        どうですか?

 

         この笑顔 ・・・・・ !

 

で、時間が経つに連れて、池の周りをぐるぐる回る人が増えてきて、

そのうちワイをしてくれる人や演奏を聴いてくれる人が出て来たんです。

 

     (ワイとは手を合わせて拝む行為)

 

で、確か7時半過ぎ、高齢男性(タイ人)が話しかけてきたんです。

 

高齢男性 :貴方の演奏しているのはクラシックですか?

私      :そうです。

高齢男性 :貴方はどちらの国の方ですか?

私      :日本人です。

高齢男性  :タイ在住ですか?

私            :はい。パタヤビーチ在住で退職者です。

高齢男性  :では、私と同じですね。私も退職者なんです。

        私はクラシックは聴いたことがないので、

        もう少し演奏していただけませんか?

私            :分りました。

 

と言う事で、確か3曲ぐらい演奏したんだけど、

8時前だったんですよね。

 

タイ王国では午前8時になると国歌が流れるんです。

 (で、その間は、時間よ止まれ~状態になる。)

 

で、これで終わりますと言って立ち上がると、2つ向こうのベンチに

いつの間にか座っていた若い女性が、ワイをして去って行ったんです。

 

ああ、ずっと聴いててくれたんだ ・・・ 

 と思って凄く嬉しかったんですよね。

 

矢張り ・・・ 

 

   クラシック音楽は偉大だよ ・・・ グッ

 

それにナマの音はジャンルに関係なく、人の心に響くんだと思う。

 

単に早朝練習をしてるだけなのに、色んな出来事が起こって、

会話が生まれ、笑顔が生まれ、人生が豊かになる。

 

 いやあ~~

   これだからクラギは辞められない ・・・!チョキ

 

今年もコロナが落ち着いて、天気が良ければ、

あの公園に行って早朝練習しよう ・・・ 。  

はははは

 

 

 

 

次回は 、

  映画 『君の名は』 を彷彿させる、甘く切ない(恋?)物語です。  ラブラブ

 

   もうね、読者限定記事か有料記事にしたいぐらい

 

      (一般公開は勿体無い? ・・・ はははは)

 

           甘~くて,切な~~いんで  ・・・

 

 

             (乞う、ご期待!)

 

 

 

 

 

              (本日も、ご訪問ありがとうございました。)