山形-長野フルーツ旅part24
~山形市立郷土館で鳥肌!!1~
本編の前に我が家のプチネタ。
今日のお題は「ももた、いつものターキーアキレス1」。
忘れずに毎日催促して来ます。
そうそう、これこれっ!!
どのワンコでもそうでしょうが、ももたもおやつをもらった時刻・シチュエーション、もらうまでの経緯等をしっかりと覚えていて。
しっかりと「まぁだなのぅ」アピールをして来ます。
閑話休題。
旅行3日目、正午過ぎ。
1時間半も居座ってた山形県天童市の道の駅からそろそろ次の予定の場所へと移動しようと思うんだが。
ちょ~っと旅読の心に引っ掛かるものがあって…。
それがコレ。
いかにも天童らしい自販機の
その隣にですね…
こぉんな心惹かれる立て看板が
ここ天童市と東根市だけに住む
2021年に名付けられたばかりの
おニューピッチピチのお魚らしい
「カクレトミヨ」!!!!
今日も今日とて旅読の旅スケジュールはびっしりで。
飛び込みの予定なんか入れてしまっていいものかと迷ってしまうんだが。
やはり「ちょっとだけでも見てみたい」という気持ちは心の中に確かにある。
どうしよっかな~と迷っていたらば、妻が横から後押しのひとこと。
「行きたいんやろ!!」
…ということで。
およそ3㎞弱、車で10分ほどの「天童織田の里歴史館」に行ってみたんだが。
…残念。
なんと肝心のカクレトミヨは撮影不可。
撮った写真中心にやってる旅ブロガーとしては、「見るだけでも見たい」ってぐらいの思い入れがあるモノならともかく、う~んこれではちょっと…という感じで。
せっかく訪ねてはみたんだが、中を見学するのあきらめましたぁ。
フラッシュさえたかなければ、撮影を禁止にしてるような水族館は全国どこにもなく、魚を写させてもらうことぐらいOKだろ、とかる~く考えていたんだが見通しが甘かったようだ。
…察するに。
魚だけ撮影可にしたら管理が面倒だ、とか。
撮影可にしたりして、公開期間中に何かトラブルがあったりしたら大変だ、とかいう。
悪く言ってしまえば事なかれ主義以外に特に禁止の理由は思いつかないんだが。
建物は、もと東村山郡役所
1985年に再建されている
左の方にある石碑は
明治天皇が昼食休憩をされた
記念として建立されたもの
受付のおばちゃん(おねえさん?)の感じはよかっただけになお残念。
気を取り直して再び出発。
13号線の西隣、県道山形天童線を南へ。
山形市の方に向かう。
小降りだった雨はいつしか強さを増して、今や本降りに近くなっていて。
これはもう御釜の方に行くのは「行くだけムダ」って感じだ。
前日に「天気が怪しかったら必ずライブカメラとかで御釜周辺の様子をしっかり確かめといてから行こうな」とか言い合っていたんだが。
まったくその必要はない感じ。
御釜はムリだ(オカマもムリだ)。
およそ30分ほど走って、山形市内の霞城(かじょう)公園へ。
山形城(もとは奥羽地方最大の城で、外郭の面積で日本の城の五指に入る)の城跡を公園に整備したところだ。
公園全体で霞城町という街になってるので、当然この町の世帯数・人口はともにゼロ。
山形城の復元が、市の長期計画に沿って徐々に進められていっている。
北門から入ってずいずいと進み、いっちばん南の体育館横のPに駐車。
雨の降りようが激しくなってるので、こっから先しばらくは旅読の一人見学。
妻には「遅くても3時までには戻る」と宣言し。
傘をさしながら、目的地まで公園内を眺めつつ歩く。
城の石垣崩落は江戸後期
ほとんどは拾われることなく
そのまま均してしまったらしい
崩落した石の一部は
わざとそのままに残してある
本丸一文字門と大手橋
2006年に復元・公開したもの
橋の復元に使われた材料は
発掘調査から分かった
当時と同じ樹種を使っている
石垣の様子を見た人の中には「下の方の石だけ黒っぽいのはなんで?」と。
不思議に思う人がいるかもしれない。
旅読はパッと見で「ああ、下の方は以前ずっと水に浸かっていたんだな」などと思ってしまっていたんだが。
それは間違いで、どうやら黒っぽい石はそこら一面に崩落してた石を改めて積み直したもので。
そこから上の石は、新しく持って来た石を積み上げて石垣を完成させたもののようだ。
…そうこうしてるうちに、山形市立郷土館にと~ちゃ~く。
もとは1878年に建てられた旧済生館病院をこの場所に移築して来たもので、国の重要文化財にもなっている。
読みたい人は読んで
イギリスの軍事病院を真似たという
3層構造がかっこいい!!
観覧はうれしい無料
百名城のスタンプもあるので
コレクションしてる方は忘れずに
正面から撮るのを忘れてた
見事な擬洋風建築だ
撮影:みつまめ様感謝です
イチイの古木越しに見た建物
ここには元稲荷神社があって
その頃から立ってる木だそうだ
後に出羽国を統一する最上義光が
白鳥長久をワナにはめて斬殺
その首を置いたとされる石がある
ベニバナが栽培されていた
…Butまだまだちっちゃくて
花が咲くのは当分先のようだ
中に入ってみる。
見学してる人が数人。
説明を受けてる人たちもいる。
ここには大きく医療や医学関係の資料、山形城や郷土史関係の資料が展示されているのだが。
撮影していいのは、医療関係の一部だけらしい。
もちろん建物自体の撮影はダイジョ~ブ。
スリッパに履き替え、まずは三層楼の方へ行ってみる。
階段は狭くて急
荷物を持ってたら
すれ違いもやりにくい
こういうとこ、ちょっとワクワクする
踊り場から上はらせん状
床が滑りやすくなってる
2階から上はもろにらせん階段だ
あがってみたいんだが…
危険だからあがっちゃダメ!!
…とのことらしい
あがってみたいなぁ~
今日はここまで。
次回のうPは今回の続きです。
済生館編、もう一回だけ続きます。