LASTARMS~混沌と背徳と、少しばかりの光明と

LASTARMS~混沌と背徳と、少しばかりの光明と

ひょんなことからMBA(経営学修士)を目指すことになった私の奮戦記です。

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買うべきか買わざるべきか・・・ 「シラバス」という聞きなれない言葉。ラテン語と思いきや、羊皮紙のラベルを意味するギリシャ語(σιλλυβος)で、キケロがアッティクスに宛てた書簡の中で複数対格形のギリシャ語を引いて紹介しているものが、syllabusとして誤用されるようになったものである(... quos vos Graeci, ut opinor, σιλλυβους appelatis. Cic.Att.4.4a.1)。datumの複数形dataが一般的に用いられるように、syllabiが一般名詞として用いられている。syllabiは似非ラテン語 syllabusから作られた複数形。元々米国の学校で慣用され、個々の講座の独立性が強く、教員も外部からの人材が多いために、シラバスは講座の教育方針や教員の連絡方法その他の情報を含んでおり、学生にとって不可欠なものである。教員の多くが学校に所属し、学校としての統一的な教育方針が求められる日本では、シラバスは、もっぱら単なる授業計画の同義語となってしまっている。この奇妙な似非ラテン語は、一時の流行にすぎない可能性もある。 前置きが長くなったけど、簡単に言うと主に進学希望者に講義や授業の内容、学習計画を周知させる目的で作成されたもの。 で、なんで今からシラバスを気にしてるかと言うと授業料とは別に書籍代を確保しているものの、できるだけ書籍に関わる出費を抑えたい。そんな中で 2011年度のシラバスが配布されたら、みんなAmazonに殺到するやろなぁ・・・ということで、必修科目については去年のシラバスを参考にボチボチ押さえてみることにした。 2010年度の経営戦略基礎ではグラントの「現代戦略分析」がテキストになっていたが、今年はどないやろ? でもこの本は定番やからなぁ・・・買うべきか買わざるべきか・・・なんて、えらい小さいことで悩むハムレットやな。
分からないながらも貸借対照表と損益計算書をチェックすると、いろいろな事が浮かびあがってきた。
① 600百万円以上の負債(ほぼ全額個人保証)
② 150百万円の私財投入
③ ほとんどの不動産はバブル期に仕入れたものということが判明・・・どれもHEAVYやな。
B/S、P/Lチェック
後継者
父が経営していたのは建設会社と建設廃材再生プラント会社の二つ。

葬儀の翌日、専務と経理部長から「相談したい事がある」と呼ばれ 父の会社に顔を出す。社長室で向かい合うなり、開口一番「後継者は家族から出してほしい」・・・それって、つまり私のこと?
ドラマのようなワンシーンだったが、異なるのは父が設定していた「個人保証」を引き継ぐということ。

心の奥底がワサワサと騒いでくる「ナニカガオカシイ、ナニカガヘン」
通夜と葬儀
父は副業の農作業(筍堀り)中に突然倒れたとのこと。何人かの社員にバイト代を払って手伝ってもらっていたため、彼らの手によってスグに病院に搬送、15分後には集中治療室に搬送され、1時間半におよぶ 応急措置を受けたが、そのまま帰らぬ人となった。死因は脳梗塞。

父の亡骸と自宅で対面。
普段の寝顔よりさらに脱力したその表情に「寝てるときも常に気が張っていたんやなぁ」と考えたり、横たわっている父の亡骸に向かって「どうしたらエエんや?」「どうして欲しいんや?」と無意識に聞いていたな。

自営業の家に育った宿命なのか、頭の中は個人保証と会社の事でいっぱいになり、その後の通夜も葬儀もテレビに映る映像のように実感がわかなかった。
訃報 平成21年4月22日 8時35分
通勤途中に従兄弟から電話がはいった。
「親父さんが農作業で倒れたらしい!」
「心臓が止まっているって聞いた!」
「これから病院に向かうし!」

その日の予定を全てキャンセルし、京都の実家に向かった。

そういえば、ここ半年は心労からか、口数が少なかったなぁ・・・
「自営の家に生まれた」宿命なのか「とうとうこの日が来たか」と頭の中では冷静に考えていた。