10月が終わろうとしています。

 

 

 


 

2024年10月は、

これまでにはない、特異な月でした。

 

上旬から、つい最近まで、

就寝後3,4時間したら目がさめて、

トイレに行ったら目がさえて、

そのまま1,2時間眠れずに、

朝方になって、ようやく眠れる日が続いて、

朝から、寝不足でした。

 

 

 

 

目が冴えて眠れなくて、

布団から出て、ごそごそとしていると、

「ごそごそしないで、布団で横にならないと。
眠れなくても、目をつむってるだけでも

体が休まるから。」

と、妻に言われました。

 

正しい、大人の意見ですね。

 

 

 

あの子も。

 

幾度か、朝6時前から

ごそごそしていることがあって。

 

私も、同じことを言ったことがあって。

 

 

 

 

全然、寄り添っていなかった。

 

 

 

 

眠れなくてしんどかったね。

親に、うわべだけで諭されて、悲しかったね。

どうにもならなかったんだよね。

 

 

今更だけど。

悲しくて。苦しくて。

君を抱きしめたくって。

 

 

 

 

妻が買ってくれた機能性飲料のおかげか、

私の騒々しい気持ちが落ち着いたのか、

最近数日は、朝まで眠れる日もあります。

 

 

 

 

眠れること。

二度寝できること。

気持ち良く昼寝すること。

 

 

とても、有り難いこと。

どれだけ有難いことだったんだろうと、

しみじみと感じています。

 

 

 

 

有り難いこと。

 

ごく当たり前のように感じていた、君がいた日々が、

実は、代え難く、有り難い日だったと

君がいなくなって気付いたけど。

 

 

 

今の、様々な出来事、

感動することや感謝することはもちろん、

心の揺れも、葛藤や悲しみだって、

何もかも全てが実は有り難いことに、

気付いていないのかもしれない。

 

そんな風に思う気持ちが、

以前は、波があって、

おちたり、ひどくおちたように、

感謝したり、深く感謝できたりする日々の中で、

日々、自分の中に育ち、

心に馴染んでいくような感じがあります。

 

 

 

ちょっと忘れ物をして取りにもどったから、

かかってきた大切な電話に出ることができたり。

 

前の車がとても遅かったから、

タイミングがずれて、事故にならずに済んだり。

 

赤信号にひっかかったから、

雲に彩雲を見つけることができたり。

 

日々の小さな、様々な、事案で、

遭遇点が重なったり、ズレるようなこともや、

 

 

 

 

急に仕事のことが頭に浮かんで、

ミスを未然に防げたり。

 

ふと、いいアイデアが浮かんだり。

 

誰かに助けられたり。

 

 

 

小さなことでも、

自分を巡る事象や、心の動きは全て、

知らないし、見えないだけの、

とても、とてもたくさんの、

お蔭様のおかげのように思えて、

ひとつ一つのことに、ありがとうって。

 

そんな心が、

自然になればいいな。

 

 

 

 

悲しい気持ちは、日々、あるけれど。

 

下地の上に重ね塗りをしないと、

決して表れることがない色合いがあるように、

 

愛しみ、慈しみ、感謝する心は、

悲しみを下地にしないと、

表れることは、ないのではないだろうか。

 

 

この、特異な10月の、

31日に思ったこと。

 

 

 

長い、長いひとりごとを、

最後までお読みいただき、

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

おやすみなさい。