劇団四季がクラウドファンディングで資金援助を求めているという記事を読んで、ふと気になったイギリスはWest End theatreの様子。一部のチケットは7月の終わりあたりから販売再開されるとのことですが、そのほとんどがマイナー作品に限られています。有名どころは軒並み11月からの予約は受け付けているみたいですね。

今回の滞在ではMamma Mia! だけしか見ておらず、すこし後悔しています。



 

日本においても、劇団四季をはじめとしたミュージカル等のエンタメ業界が受ける打撃は計り知れず。。劇団が抱えている団員の方々も大変だと思います。同じ作品に何度足を運んでも、鳥肌が立つほどワクワクするのが不思議なミュージカルですが、せっかくのイギリス生活、もう少し見ておけばよかったです。



 

映画化が酷評だったCATSですが、ロンドンではミュージカルの再演は無いのでしょうか。ただ、正直DVDで見る限りロンドン公演はかなりずさんな仕上がりです。かれこれ40年前の公演ですが、当時を知る母親の友人も、「背中からジップが見えていたりしたのを笑ってしまった」と言っていたのを思い出します。オペラ座の怪人やマンマミーアの完成度からすると考えられないことですが、当時は雑なところもあったのかもしれませんね。



手提げは目下愛用中です。ただ、あまり入らないので不便です。多くの商品にコストカット感が否めない四季のグッズたちですが、目のマークはせめて入れて欲しかったところ。笑

 

四季のCATSはオリジナルソングも含めてとても好きなのですが、はじめてまともに鑑賞した作品だけあって思い入れの強い作品でもあります。最初の暗転から、ミステリアスな曲調が大胆に変化し、猫目たちが覗きはじめる壮大な演出に、鳥肌が止まらなかった記憶があります。母親はもっぱら東宝でエリザベートに何度も足を運んでいますが、確かに生演奏は気持ち的にあると嬉しいところかもしれません。

実際、ロンドン公演は劇が終わって退出する際に、演奏しながら送り出してくれるものがあり、余韻が素晴らしいです。特にWickedはその思い出が強く残ってる気がします。


また、クラシックな内装を含め、会場の雰囲気を味わえるのがロンドン公演の醍醐味でもあります。






バーミンガムにも美しく荘厳なシアターがありますが、規模といえばこちらもまた素晴らしい造り。スターウォーズコンサートの時に撮ったものですが、色んなキャラクター扮するキャストが乱入してきて楽しかったです。クリスマスでしたが、みんなカジュアルで写真撮影も大いに結構という、すこし拍子抜けしたコンサートでした。


 

 

 

ミュージカルに関しては書きはじめると際限なく出てきてしまいそうです。一日でも早く安心して見られることを願うばかりです。