フラットの中で、ふとした話題として挙がった日本は料理においては世界最強説。。
これは日本人なら大抵思っていることかもしれません。
そもそも育った環境や食べてきた料理で際限なくバイアスがかかるため、美味しい料理を定義するのは非常に難しい。
この議論は白熱しそうです。笑
しかし、ミシュランの掲載店数という尺度を用いれば、日本は断トツで世界一です。
パリのシェフからは、日本に対して簡単に☆を与えすぎだという批判があったりするみたいですが、体感的には世界でも有数の飯大国に挙げられると感じます。
特に、美味しい料理が大衆レベルに降りてきている、という観点で見れば、日本の右に出る国はないと思っています。
欧米諸国に旅行して、800円やそこらの値段でこれだけ多様でおいしい料理が食べられる国は、個人的な範囲ではあまり見たことがありません。あくまで数と範囲においての話ですが、日本に優良なお店は多いのではないでしょうか。
工業や産業と、数ある指標の中で、どの国が最も優れているかという議論は尽きませんが、
僕が日本でお勧めは?と聞かれるなら、食に関しては譲れないこととして挙げるでしょうね。
ご飯のことを考えると、時々日本に帰りたくなるときがあります。笑
そして、その対抗馬として考えられるのが、長らく食を牛耳ってきたといっても過言ではないフランス料理。。。
一般庶民はあんなフルコース食べないよ、という友人がいましたが、乳製品というカテゴリーでいえば、欧米諸国は確実に優れています。
もちろん、それはイギリスでも同じことです。
フランス人がバカにしてやまないイギリスのチーズですら、日本をはるかに上回る種類が常時店舗には並びます。
そこでふと頭に浮かんだのが、かの有名なフランスのエシレバター。
日本ではめちゃめちゃもてはやされていますが、実際どんな感じなのでしょうか。
日本の価格は250gでおよそ3000円。おそろしい値段ですね。
ところが、フランスの価格はおよそ400円。日本の通常バターと価格は変わりません。
置いているお店は、ちょっといいスーパーやデパートに限られるみたいですが、価格はけっこう庶民派ですね。
ということは、日本でこれだけ有名なバターがお手頃なフランス、相当バターのレベル高いのでは!?
という結論に。関税やもろもろ費用があるとはいえ、一般バターが3000円に化けるとなると、かなり期待できそうです。
3000円出しても買うよー!!っていう人がたくさんいるってことですから。
また、そのほかにも、Echireバターだけでなく、Isigny、Le Beurre Bordier、Rodolphe Le Meunierなど、数々の優良?バターの名前がヒットしました。長くなるので割愛しますが、調べまくったところ、良質なバターの定義がだんだんとわかってきました。
せっかくなので、ぜひとも試してみたいですね。
ということで、Sainsbury'sをうろうろしていると、フランス産バター、発見しました。
置いてあるのは1種類だけでしたが、とりあえずお試しで買ってみました。
気になるお味は、パンに合う!そして美味しい!ですが、劇的な違いはあまり感じませんでした。笑
今後、また、いろいろと試して比較していきましょう。
ちなみに、仲の良いフランス人たちにも聞いてみましたが、エシレバターの名前は知っているものの、使ったことはないそうです。
日本でいうところの、成城石井のちょっとええヤツ。ぐらいの認識なんでしょうか。
現地と他国でこういった認識のギャップが生じることはままあるので、ややこしい解釈はやめておきます。