日本一かわいい女子中学生を決める「JCミスコン2017」の最終審査が9日、都内で初開催され、3200人の応募者から、福岡県出身の中学2年、有川沙姫さん(14)が初代グランプリに輝いた(デイリー12月9日17時01分配信)。


こちらが日本全国3200人の女子中学生の中から栄えある優勝を掴み取った有川沙姫さんのご尊顔。


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アニメ声の持ち主で、初音ミク『千本桜』を歌って自己PR。将来の夢は声優なんだとか。


ここでもう1度彼女のご尊顔をどうぞ。


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このデイリー記事と写真に対するYahoo!コメントは


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荒れている。。。


Yahoo!コメントが世論だとは言わない。しかしヤフコメに書き込みをしたネットユーザーの多くが有川さんが優勝者となったことに疑問や批判を投げかけている。


上から2番目のコメント「もっと可愛い子いたでしょう!鼻デケーし!」はなかなか辛辣だが、131の共感を得ている。こうしたコメントを見る限り、記事を見たネットユーザーの大半は容姿のみを“可愛い”の基準として捉え、ミスコン結果に不服を唱えている。ちなみにヤフコメの利用者層は男性が80%であることが明らかになっている(https://news.yahoo.co.jp/newshack/newshack/yjnews_comment.html)。


我こそはと名乗りを上げた日本全国3200人の女子中学生から選ばれた“日本一可愛い女子中学生”に対する世間の男性陣からの評価は些か厳しい。


しかし有川さんが、正当な審査(おそらく)によって3200人から選ばれたチャンピオンであることに間違いはない。


JCミスコンと世間の男性陣の間に生じた意識の乖離。この正体は何なのか。


そもそも何をもって“日本一可愛い”なのか不明瞭だ。同ミスコンの公式サイト
http://jcmisscon.jp/)を確認してみたものの、どこにも“日本一可愛い”の明確な定義は示されていない。主催側自体がJCミスコンにおける“可愛い”のルールを決めきれていない。


“可愛い”の定義づけはオーディエンスそれぞれの自由ということか?


JCミスコンは今年が初開催。日本一かわいい女子高生”を決める「女子高生ミスコン」の姉妹版としてスタートした。


審査は


❶書類審査

❷一次面接

❸SNS投票

❹ファイナル審査


という流れ。


❶と❷でふるい落としを行い、
主戦場は❸と❹ということになる。今回のJCミスコンでは❸でファイナリスト10人まで絞り込むので、いちばん盛り上がる審査は❸のSNS投票ということになるのだろう。


主催側もJCミスコンを


グランプリ決定までの過程を視聴者参加型で楽しんでもらう新しい形のオーディションです(http://jcmisscon.jp/)。と謳っており、オーディエンスが参加できることを売りにしている。


ここがミソだ。


JCミスコンの公式ツイッターアカウントのフォロワー(https://mobile.twitter.com/jcmisscon)は大半が女子。ネット上でJCミスコンに注目する人に占める男性割合の低さがうかがえる。


公式アカウントのフォロワー=ミスコンファンの中心


だとすれば、ミスコン最大の分水嶺であるSNS投票が女子中心で盛り上がっていたことが容易に推察できる。



女子(だけ)が女子を裁き女子(だけ)が盛り上がるお祭り」というひとつの側面が見えてきた。


【男女のかわいい定義が違いすぎる!男性の好きな「かわいい子」とは】
【なんで男女の「かわいい」定義は違うの?】
【男性が言う「かわいい」と女性が言う「かわいい」のちがい3つ】
【男性からすると微妙?女が思う「可愛い女」の特徴10選】


...「可愛い 定義」などのワードで検索してみたところ、男女の「可愛い」に対する認識の差に触れた記事がいくつも出てきた。


いずれの記事でも一致しているのは、男性の可愛いが「見た目」に重きを置いていること。女性はより総合的ということ。


総合的と言えば聞こえは良い。しかしより率直に表現すれば「自分よりブスが可愛い」ということだ。一見矛盾した話だが、裏づけが出てきた。


カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが興味深い研究結果を発表したのだ。

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女性の嫉妬心がわきあがる一番の原因は、同性の誰かが自分より美しい場合であることが、大学の研究で判明した。


他の女性が自分よりも美しかったり可愛かったりする場合に嫉妬することがわかった。


女性がよく言う「私、可愛い女の子が大好きなんです~」「同期の◯◯ちゃんって超可愛くないですか~、私ああいう子大好きなんですよ」っていうのは、ほぼほぼ嘘❗️と思ってみた方がよいようで。
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以上、exciteニュースから一部を割愛して引用


これが女子の一般的な生態だ。自分より美しかったり可愛いかったりするときに嫉妬するのだから結局のところ、女子にとっての“可愛い”は自分より醜くブスということ。




JCミスコンでは、ファイナリスト10人が発表された時点から容姿に疑問を呈する、男性陣のコメントが噴出していた。


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しかし勘違いしてはいけない。JCミスコンおよびJKミスコンは「“日本一かわいい女子中学生”を決める」建前のもと、3200人の中からクイーン・オブ・ブスを決めるブスコンなのだ。


クラス内で女子が交わす「〇〇ちゃん可愛い〜❤️」の欺瞞を全国規模でやってしまったのがJCミスコン。 


ツイッターで「JCミスコン」のツイート分析を見ると“可愛い”の言葉が踊る。しかしこの言葉の実態を知った今、こみ上げる笑いを抑えきれない。


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我々一般市民がこの手のミスコンの存在を知るのは大抵、優勝者が発表されマスコミが取り上げてから。

祭りの後にミスコンの存在を知った我々はその結果に異論を唱えたりする。しかしそもそも男性の民意など度外視した内輪のお祭りなのだから、男性陣が不満を抱いてもナンセンスな話なのだ。


さっきマックでバイトしてた子の方が可愛いもん。優勝!