桂吉弥さん、茂山宗彦さんトークショー[その1] | たっちん日記

桂吉弥さん、茂山宗彦さんトークショー[その1]

市役所の元ちりとてちん室長竹田さんの紹介で桂吉弥さん、茂山宗彦さんの登場です。

お二人に大歓声。OBAMA氏のTシャツを着ておられます。

まず、吉弥さんが今日はせっかくなんでカメラ撮っていただいて構いませんと言われ、おお~っと歓声が起きました。お二人は右向いたり左向いたりとちょっとした撮影会が始まりました。

撮影が落ち着いたら、吉弥さんが今日は小浜の方ばかりじゃないですよね?私が一番遠いぞって方は?と聞かれます。ハイと手を上た女性がおられまして、北海道からと言われます。吉弥さんも会場の人からもワァぁ~!!っと驚きの声が出ました。あと兵庫県から来られた方もいましたよ。


茂山さん、「ちりとてちん」が終わってから忙しくなり、グル関以外に最近、時代劇のナレーションを入れる仕事もされたそうで、プチ小草若状態になってきてドンドン落ちていくのが楽しみですと笑いを誘います。


吉弥さん「今の連ドラは「瞳」というしょーもないドラマ・・・」会場内爆笑

茂山さん「言うと思った、それを。みんな思ってはるんですよ。今日の展開ベタやなぁって。そこでケガせんでもみたいな。」

吉弥さん「僕らも気になるんで毎日見てるんです。やっぱ言わなあかんからな、なんやねん!て。」


吉弥さん「貫地谷しほりちゃんが「あんどーなつ」に出てるけど、ビックリしましたであのドラマ。パクリです。弟子入りさせてください言うて。」

茂山さん「頭下げてましたからね。」

吉弥さん「お前、落語家の次は和菓子屋になるんかい。住み込みする言うて掃除して女将さんに怒られて。おれが教えてやったやろ?」

茂山さん「もっとパーンパーンと!カドカド、キュツキュツと!」

吉弥さん「あいつ全然分かってない。」


吉弥さん「続編作ってほしいという声があったんですけど、しほりちゃんも忙しいし他の人も忙しいので私ともっぴーと虎ノ介と一番ギャラの安い3人を集めて作ったのが「まいご3兄弟」で。」

茂山さん「3日間ですよ。最初、本読みがあってみんなで読むんですよ。読んで、いいドラマだな、面白いなと言ったあと、これから撮るんだけどねと言う監督さんの言葉通りスタジオ行って。兄さんがラジオのレギュラー持ってるから、兄さんラジオ行ってる間、僕らボォっと待って。」

吉弥さん「本当にスケジュールすり合わせて。虎ノ介くんも忙しいですからね、クーラーの宣伝で。」

茂山さん「この時期、クーラー壊れますからね、取り付け作業などで。」

吉弥さん「あんな芝居やったら俺でも出来るわ。ひろし結婚したの?まだ~。」

茂山さん「広い部屋はこっちの方がいいよ。動いてないですもん。あいつ座ってクーラー見てるだけ。動いているの帽子だけ。それで富士通からガッバ~」


茂山さんが初めてロケで小浜に来た時は昨年6月で、いずみ町のレポーター役の撮影だった。「ちりとてちん」はまだ放送されてない時だから茂山さんは知られてなく、本当のレポーターだと思われ、おばちゃんに捕まって「どこの局?」とか聞かれたそうです。

松重豊さんも誰も歓迎してくれず、夜も一人だったので王将へ餃子食べに行っても何も言われなかった。ところが11月の第2次ロケ時はすでに放送中だから青木崇高さんはすごい人気だったそうです。

スタッフが小浜にロケに行ってしまい、吉弥さん、虎ノ介さんはヒマだったんで撮影もないのに小浜へ遊びに来たらSMAPみたい人気があったという話になります。

吉弥さん「いずみ町でロケするって言うんで僕と虎ちゃんが出口で待ってたんですよ。そしたら(拉致被害者の)地村さんがいて、僕らにしたら地村さんの方が有名人で。あっ地村さんや言うて握手してもらいに行きましたもん。地村さん、交通整理してはって。いいんですか?交通整理しててと聞くと、いえ役場のもんですからって。」

「やっぱそうしているとファンに囲まれるんですよ。虎ノ介は照れ屋で、それに人に囲まれるのに慣れてないんでパニックになって、僕、商店街の向こうの方でタバコ吸ってますわと行ったら、集団下校の小学生にぶつかって、小学生100人にサイン書いたと言うてましたわ。」


次に1月の吉弥さんの落語会の話になります。

茂山さん「その時に内緒で僕と青木くんが電車に乗って小浜に来た時に、街に流れたんですよ。草々と小草若が小浜に来てるらしいぞ、探せよ情報みたいな。それなのに、僕ら変装とかもしてないのに駅前の「ちりとてちん」看板の前で僕と青木が記念撮影してたんですよ。」

吉弥さん「1月ですからまだ「ちりとてちん」の撮影が残っていて、落語のシーンの勉強で、吉弥兄さんの落語を小浜で勉強してきます言うて草々と小草若が来ているのに、落語会が始まるというのに二人が来ないんですよ。何してた?」

茂山さん「カニ食うてました。カニも来るしビールも出てくるし。兄さんトリやからまだ大丈夫やろって。」

吉弥さん「全然来ません。もっと来ないのが虎ちゃん。あいつは敦賀から(近江今津の間違いです)バスでこっち来よう思っていたんですよ。落語会の僕の最後の高座に間に合ったらいいという遅い時間にバスに乗っていたんです。そしたらバスが故障しまして。山の中で止まって、真冬ですよ。立ち往生してエンジン掛けてたらもっと故障がひどくなるからエンジン切って暖房もなくなって。別のバスが迎えに来るのを客のおっさんばかり3人で待って。で、虎ノ介は打ち上げの最中に来ました。」


吉弥さん「で、「まいご3兄弟」をご覧になった方は分かると思いますが、脚本家の藤本有紀さんはその小浜に来るバスが故障した話をヒントに「まいご3兄弟」を書いたんですよ。藤本さんてすごいなぁ。最初、NHK大阪の遠藤さんが続編書いてくれって頼んだ時、もうしんどいです、充電期間ほしいですって返事だったそうですが、スピンオフドラマやったら書けるかもしれないってことで「まいご3兄弟」を書いてもらったんですよ。」


このあと「ちりとてちん」DVD-BOXの売り上げがすごいという話題になり観客から大拍手です。今度、総集編が出て「まいご3兄弟」「メイキング」の特典映像があり、僕らのオフショットとかご飯食べてるところが入ってますという宣伝がありました。それと吉弥さんの落語DVDの宣伝も。


このあと、「ちりとてちん」名場面の話題になりますが続きはまた明日に。