日本茶インストラクター 立山茂の茶飲み話

日本茶インストラクター 立山茂の茶飲み話

熊本県人吉市鍛冶屋町にある立山商店は明治10年創業のお茶屋です。
五代目店主・立山茂(たてやましげる)が、日本茶に関するお話を紹介しています。

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新茶の季節が近まりました。お気に入りの急須で飲むとお茶が楽しくなります。
急須の選び方を2つのポイントに分けてご紹介します。

 

 

◆Point 1「使いやすい急須を選ぶ」

① 手にとってみる ・・・自分の手にしっくりくるか、これが1番です
② 後びきをしない ※ ・・・滴り落ちないもの
③ 水キレがよい ※ ・・・後に残らない
④ 人数分に合う大きさ

※ ②③については、購入時にお茶屋さんに頼んで水を入れ、実際に使って確かめてみてください

 

◆Point 2「飲むお茶に合わせた急須を使う」

番茶・ほうじ茶・玄米茶・・・カフェインが少なくガブガブ飲むお茶ですので、大ぶりの急須がおすすめです
高級茶・・・小ぶりの急須、当然湯のみも小さくなります

 

お茶屋さんは、お茶によって急須を使い分けています。
量もですけど香りにも気をつけているのです。

画像は愛知県常滑市で作られる常滑焼の急須です。種類の多さに伝統が感じられますね。