この本を読んで良かった点は、やりようはまだあることに気づいたこと。
残念な点は、日本がアグリビジネスの草刈り場にされてることに気づいたこと。
新たな発見は、「国際的に」連帯し、グローバル化に対抗することもできるんだということ。
堤さんの本はタイトルのパンチが強いが、最終的に希望を持たせてくれるから、また次も読みたいと思わせてくれる。また、特徴としては、マクロとミクロのバランスが良いこと。マクロな数字を見せながら、その影響については当事者へのインタビューが徹底されている。
今回そのインタビューの一番印象に残ったところは、アンチアグリビジネスの人たちの共通点としては自然への敬意があること。逆に、グローバル企業側へのインタビューの共通点は、皆んな金の話しかしていないこと。マスコミが持て囃す「グローバル化」の実態を、農という視点から伝えてくれた本だった。
キーワードは「搾取・収奪」と「土壌の大切さ」。
私自身この本を読んで自分にできることは、まずはこの本を広めること。そして、政治に対してグローバル企業に土地を収奪されないように声を上げ続けることだと思う。