ひさびさの更新になってしまいました。。。
写真も溜まりに溜まってしまったもので、
なにから書こうかなあ。。。
まずは、先週の出来事、犠牲祭の報告!
犠牲祭(イード・アドハー)とは、イスラム教の祝日で、
イスラム歴(ヒジュラ歴)の12月10日から4日間にあたるとのこと。
イスラム歴は、1年354日なので、毎年時期が異なってきます。
今年は、10月26日からでした。
服を新調したりして、家族や親戚で集まり、ごちそうを食べます。
ごちそうは、ヨルダン名物「マンサフ」という名で、
羊肉をヨーグルトで煮込み、米やナッツ等で盛り合わせたもの。
これがまた美味しい!!
ヨーグルトと米・・・日本人は、好き嫌いがあるかもしれない。
同じ発酵食品納豆が好きな私は、関係あるのかわからないけど、けっこう好き!
犠牲祭の「犠牲」とは、「自分の欲望」を犠牲にする意味だそう。
予言者ムハンマド(マホメット)が、神に信仰心を試された際、自分の息子を犠牲に捧げるよう言われ、しぶしぶ応じようとしたところ、子羊が現れて身代わりになったことが由来とか。
そして、これが私が見た犠牲祭・・・!
ついに公開!!
血が苦手な方は、閲覧ご注意!!
26日の朝、住んでいるカラクにて、犠牲祭の為の準備をしている場所を探していたところ、こちらで行われているとの情報をゲット・・・!
品定めに選ばれた羊、イヤだイヤだと体を張っています・・・
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男たちが流れ作業で包丁を振りかぶる・・・align="center">

さらに各部位へと解体される・・・
こうしてできあがったマンサフ・・・
そう、ごちそうは、一から手作り。
羊は、ベドウィンと呼ばれる現地の遊牧民が、国中で放牧してます。
うちの隣りの空き地にも、よく羊群を連れてきている。
いやあ、マンサフはとっても美味しい!
そして新鮮な羊肉も。
日本では、肉というとパック詰めされた肉しか思い浮かばないのですが、
これが真の姿なんだよね。
日本の方が、特異と思われます。
真実と向き合うことで、食に感謝できる。
自分の欲望を犠牲にすることは難しいけど、
食にさせてもらう生き物や植物には、感謝をさせてもらいます。
イスラム教徒にはならないけど、
イスラム教から学ぶことも多い日々ですね。
同じく犠牲祭の存在する隣国のシリアでは、残念ながら未だに内戦が続いてる現実。
ブログの書き方、上手くなったんでないかい!私。



