tatamisanのぶろぐ(´д`)

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読んだ漫画とか、見たアニメとか、gdgdな感想とか書いちゃうよ。

感想を語るブログにしようと思ったのですが、完結している漫画の紹介ブログみたいになってる今日この頃です(´д`)

これまで書いた記事はもくじからどうぞ。

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池辺葵作 喫茶店日常系漫画




喫茶「サウダーデ」を営む芳野、共に働く涼、タツエを取り巻く人々を静かなトーンで描く、作者の別作品「縫い裁つ人の」からのスピンオフ作品。



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ちょっと偏屈だけど、人一倍情深い店主の芳野、物静かでいつも冷静なシェフの涼、感情的でなにかと口を挟みたがるタツエ。
特に主人公の芳野が濃く、変に頑固で融通が利かなかったり、ズバズバと歯に衣着せぬ物言いをしたりと、好き嫌いのかなり分かれるキャラですね。



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しかし、その分情の深さも人一倍。一途な思いでずっと待ち続ける人がいたり、言葉の裏返しであったりと、なかなか難しい人物ですが、垣間見える優しさもいい味が出ています。



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サウダーデで出てくるメニュー達もなかなか美味しそうな一品が多く、喫茶店好きならそのへんも楽しめそうですね。



全編通して静かに淡々と描かれる物語、哀愁漂うちょっといい話が楽しめますよ。

リンク作品の縫い裁つ人のの同時購入もオススメ(と言いつつ、縫い裁つ人のは集めなかった僕ですがw)




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サウダーデ(2) (KCデラックス)/講談社

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全2巻

森山大輔作 悪魔狩りファンタジーアクション活劇





第一次世界大戦終結後、1920年代が舞台。
科学の力がまだ世界を照らしきれなかった時代、闇を暗躍する悪魔達がいた。
その悪魔を狩るエクソシストの集団「マグダラ修道会」。ニューヨーク支部に所属するロゼットと相棒のクロノの戦いを描く。




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今では逆に珍しいぐらい王道を突き抜けているファンタジーアクション漫画ですね。
90年代~ぐらいの富士見書房のファンタジーは良作揃いですが、クロノクルセイドもいい意味で厨ニ要素を含んだファンタジーで楽しめます。



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さてさて、ロゼット、弟のヨシュア、そして悪魔であるクロノ。
幼少時代の3人の出会いが物語の引き金を引き、戦いの運命に巻き込まれていきます。



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悪魔(実態はイケメン)と契約・・・契約の証の懐中時計・・・悪魔の力が契約者の寿命を吸う・・・スレイヤーズや、オーフェン、王道ファンタジーで育った人達にはなかなか疼かせてくれるキーワードが多いですねw



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さてさて、旅の道中集まる仲間達を加え、ロゼットの戦いはさらに激化していきます。



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ロゼット達を戦いに巻き込んだ悪魔アイオーン。2人の悪魔の因縁の戦い!!弟のヨシュアの行方は!!



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暴走するクロノ、ロゼットの運命はいかに!!





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全8巻 綺麗に決着もつき描ききって最終回を迎えたオススメのファンタジー漫画です。
今日は漫画ではなく、童話のお話なんぞ。



知らない人はいなぐらい有名な作品「エルマーのぼうけん」です。




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どうぶつ島に捕らわれたりゅうのボリスを助けに、単身乗り込んだエルマーの活躍を描いた童話です。

初めてこの作品に触れたのは、幼稚園のお遊戯で「エルマーのぼうけん」をやることになり、先生に読み聞かせてもらったのが最初でした。
今となっては忘れてしまいましたが、その当時は知恵をしぼって島の動物達を出し抜くエルマーの冒険にワクワクしたのでしょう。



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単身、船に乗り込みリュックサックに様々なものを詰め込み冒険に繰り出す姿は、ラピュタのバズーのバッグしかり、男の子なら憧れるもんですね。



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設定資料とか、マップ的なものを眺めるのはこの当時から好きだったのかもしれないです。



幼稚園のお遊戯が終わった後、小道具を持って帰ったのですが(子供ら家で処分させる為w)、ワニに配るペロキャンが欲しかったのですが、見事じゃんけんに負け、ジャングルの背景に使われたやしの木をもらいました。
けっこうでかくて邪魔になり、速攻捨てられた思い出があります(´д`;)





続編を描いた2冊を含む全3巻。

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お子さんがいらっしゃる方は是非ご一緒に。

藤子F不二雄作 SFコメディ漫画



ごく普通の小学生の女の子「春日エリ」は、ある日突然、マール星の王子ルルノフ殿下の妃に選ばれてしまう。突然の申し出に狼狽し、結婚なんてできないと拒否するエリ。
そしてエリを説得する為にやってきたマール星人の「チンプイ」は、エリのことが気に入り、居候として住み着いてしまう。
マール星からやってくる面々を加えて、ドタバタ展開するコメディ漫画。




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名作揃いの藤子漫画ですが、その中でもお気に入りな一冊のチンプイです。



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昨今のなにかしらキャラ性を持たせて識別させようとするキャラではなく、自然と溶け込んでくるキャラクター達は、さすがの藤子先生ですね。藤子漫画のこういうキャラクター達はすごい好きです。



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パンパカパーン!の繰り返しギャグや、ワンダユウさんのちょっと吹っ飛んだ宇宙人感覚とか、ほのぼのできるネタもいいですね。



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マール星ご隠居のヒコーザモンさん。ルルノフ殿下にふさわしい相手か見極める為、エリの下へやってくるが、ハプニングとエリの勘違いから手厚く看護され、さらにマール星サイドから気に入られてしまう。
この回の話がすごい好きで、エリの根っこ部分の優しさがサラっと描かれているのがいいですね。



さてさて、宇宙人に見初められたエリちゃん。科法(マール星の魔法的な力)を使わせてチンプイや、クラスメイトを振り回したり、逆に説得にきたマール星人達に振り回されたりと、ドタバタと展開するチンプイワールド。

未完結の作品ですが、1話読切なので、どこから読んでも楽しめる作品です。




藤子・F・不二雄大全集 チンプイ 1/小学館

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藤子・F・不二雄大全集 チンプイ 2/小学館

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山本ルンルン作 短編集





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山本ルンルンが描く珠玉の短編集6編。

帯のキャッチフレーズがなかなかセンスがよろしい。「或いは「毒薬」」はこの一冊を表すのにナイスな一言です。



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メルヘン横丁でもお馴染みの、ポップで可愛らしくデフォルメされた作画に、ビターな展開や描写が潜んでいます。



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フラワーズなど、女性向け雑誌で掲載された作品ですが、性別関係なく楽しめますね。
一番好きなのは上の画像の作品「空色のリリィ」ですね。

ゾンビ騒動の後の人口減少した世界で、どこか虚無的な主人公や、退廃的な世界観がステキ。結局の所、愛情に飢えた女の子の小話なんですけど。



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構成力が高いのか、短編作品はどれもおもしろいです。
今年のフラワーズ3月号にも短編を描いてまして、早く単行本化されないかと待ち遠しいですね。紅緒ちゃん可愛い・・・。








ないしょの話~山本ルンルン作品集~ (フラワーコミックスアルファ)/小学館

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