梅ちゃんの卒業公演がもう一昨日になってしまうのか……早すぎるな、時の流れ。
48グループに興味をもったのは、6年前かな?
初めは、なんて大所帯なグループなんだ!というのが、第一印象でした。
後にA、K、Bと3チームが存在を知るのだが、当初の俺はDD(誰でも推す)だったので、基本全員応援していた。
「みんな、頑張れ✊‼」って(笑)
だが、それではいけないと思う事態を知ることになる、選抜総選挙だ。
ライトなファンだった自分は、選抜総選挙の存在事態、全くと言っていいほど無知だった。
ファンの投票でシングルの選抜だけでなく、ジャケットやMVまで決まる……
人によっては、斬新、新しい等々ある一方、中には酷すぎると批判的な意見もあったであろう。
選抜総選挙はその当時自らが掲げる、そう、夢と目標に近づくために自己アピール出来る、チャンスを掴む場だった。
だからこそ必死になって自己アピールし、顔と名前を覚えてもらおうと……選抜に選ばれれば自らの夢と目標に近づける、正にサバイバルである。
真剣に悩んだ、いい加減な気持ちで選んではいけない一人一人よく知った上で決めようと。
そして、DDから脱し梅ちゃん神推しになった。
理由としては、ダンスのキレ具合と存在感とかっこよさ、その反面ネガティブで人見知り、不器用なところ……。
でも、不器用なりにがむしゃらに食らいついているところと、努力家なところが決め手でした。
すげぇなぁと思うと同時に、羨ましいなぁ……自分も夢や目標があればなぁ……。
ファンを始めて数ヶ月経って、いよいよ選抜総選挙のシーズンがきた。
最初はあまり順位は気にしていなかったが、速報、中間、そして最終結果を終えて……
悔しさが湧いてきた、何故なら後1つ上がれば選抜入りだったのだ。
第1回~第3回の選抜総選挙では、1位~22位までが選抜圏内(多分)……
その時、自分の体の中でファン魂が更に火力が増した‼次こそはと……
でも、アンダーガールズの選抜曲「抱きしめちゃいけない」のMVが物凄く楽しそうに感じた。楽しそうだなぁって
と、いつの間にかAKB48グループに興味と同時に夢中になっていた!☺
後にじゃんけん選抜入りしたが、それでも選抜総選挙の悔しさがあった……後もう1つと。
そんな思いを抱きながらの次の年、48
グループに衝撃が走った。
……あっちゃんの卒業発表だった。
48グループの中で、何かが変わろうとしていた……次の世代にバトンタッチする時が。
いずれかは訪れる……別れ。
ずっとはいられない、いつかは自分の経験と力を試したいと抱くようになる、劇場という想い出の場から旅立ち、自分の力で次の第二章の扉を開ける。
この先どうなるのだろうか?不安を抱かれざる得ないだろう。
だがそれを乗り越えなければ前には進めない、怖くても、辛くとも、ただひたすら前に進むのみ。
それからというもの、グループ内の組閣、海外グループへ移籍。
思えばこの時からだろうか?少しずつ歯車が狂い始めたのは。
変わらない選抜総選挙の選抜メンバー、神7、毎年更新される1位の最終獲得投票数、グループ曲でチームキャプテンより他のメンバーが映る回数が多かったり目立ったり(これでは誰がキャプテンかわからない)等。
そんなこんなで2013年大晦日の紅白で激震が走った、皆の太陽のような大島優子さんの卒業発表……油断した。
想い介してみれば、オープニングで1人険しい表情していた、ドラマやライブで疲れていたのであろうと思っていたが、それ以上に卒業発表にプレッシャーを感じていたのだろう。
二つ目の巨大な柱がなくなる、焦りを感じたのか?リクアワ終了時に大組閣開催発表。
さっきまで盛り上がりが嘘のように、ざわつきとショックが会場を覆ってしまっていた。
若いメンバーは悲しみとショックでパニック状態の惨劇とかしていたが、優しさと暖かみのオーラでカバーしてくれていたのがベテラン組だった。
動揺せず、威風堂々としていた。自分がファン活動する前にも組閣で似たような出来事があったそうだ。
……その頃の自分と重ね合わしたのだろうか?
組閣をやるとしても、もう少し期間を空けてからやるべきだ……今さら言っても遅いが。
そして大組閣後、梅ちゃんはAKB48➡NMB48に移籍になった。
不安な部分はあった、本当かどうかは都市伝説だが、初期や2期(何処まで分からないが)は怖い印象があったみたいだ。
威圧感があったのか?それとも、自分達とは違う雲の上のような存在だからなのか?
ある種の不安だった。
「うまく馴染んでるかな?大丈夫かな?」と。
……どうやら余計な心配だったようだ
不安感を吹き飛ばすかのようなNMBメンバーのフレンドリー感、いじられてる姿を観て妙な安心感がででホッとした
歌番組でメンバーと一緒に元気に仲良くはしゃいでいる姿が観れて、ほっこりした。
新体制後のシングルの選抜に連続で抜擢!
MVでも無邪気に元気にはしゃいでいる姿、歌番組とMVでのキレッキレの格好いいダンスパフォーマンス姿……生き生きしてるな❗
年齢でどうこう言われる世の中は、考えを捨てた方がいいのかもしれない。
舞台での活躍も素晴らしいの一言だ、「インザハイツ」、「ウィズ」。
ただ、舞台での道のりも決して楽な道ではない。
全てにおいて完璧にこなせる人間は存在しない、必ず何処かに欠点があり弱さがある。
あの人にはあって自分にはないもの、自分も痛感する時がある。
なかなか上手くいかないときでも、不器用ながらも前を向き続ける梅ちゃんが羨ましかった、「自分もまだあるかな?ハングリー精神。」と。
そんなときDIVAの解散発表をラジオで聴いた。
渡り廊下走り隊、Not yetと続きDIVA、その後にフレンチ・キス……派生ユニットが続いて幕を閉じていった。
どのユニットも好きすぎて、解散発表はショッキングな出来事の連続だった、と同時に何かファンとして重要な決断を迫られるような感が脳裏を過った。
…その予想は的中した。卒業発表が続いたのがまるで1つの転機のように……そして、その強大な衝撃波は自分にも……
いつかはその時が来ることは、わかっていた……いや、わかった気になっていた。
その衝撃は予想を遥かに超えた形になった。
梅ちゃん卒業発表……。
……正直、言葉が出なかった。覚悟していたつもりだったが……いざ直面するとこんなにも辛いものだと思わなかった。
しばらく何も考えられなくなった、というよりも夢中になっていた楽しみが1つ消えてしまった感の方が強かった。
しかし、人の心というのは……時として残酷だ。
時間が経つ度に落ち着いてくる。
だが、これだけでは言える……引き留めてはいけないと。引き留める事は、夢を諦めさせることになるからだ。
何度まだいてほしいと心の中で願っていただろうか?…でもそれは間違いなんだよな。
それはエゴであって、ワガママなお願いなんだと。
歳を重ねる度に考えが深くなる、肯定否定を繰り返しながら、本当はこうなんじゃないかと。
多分、今、夢へと続く道を…もう既にボーダーラインの前に立っているのかもしれない。…勇気をもって一歩を踏み出す勇気を、その先に仲間との想い出と絆を胸に抱きながら、支えてくれたファンとその心と共に……。
あなたは大丈夫、仲間やファンが暖かく支えてくれる。辛くなったら、泣きたくなったら、弱音を言っていいと思う。
励ましの言葉を贈り、背中を推して、頑張れ✊‼とエールを贈ります。
10年間お疲れ様でした、これからもかわらず応援し続けます‼
梅ちゃん神推しで本当に良かった。観る機会が少なくなるけど、それでも影ながらだけど応援してます‼
さぁ第2の人生の大扉は開かれた、自分自身でその道を決め、自身が決めた目標へ突っ走れ‼
振り返らず、ただひたすら前に進め‼
10年間、本当にお疲れ様でした!
