今日は午前中に畳の表替え(張替え)作業をして、午後から畳の材料商へ頼んであった材料を取りに丸亀市へ😊

ちょうど畳床を品出ししていたので、写真をとらせてもらいましたので今日は一部紹介します。


  最近一般的に多くなってきた「建材畳床」という種類のものです。1枚目の写真のように「インシュレーションボード」(以下ボード)という木質繊維を板状にした物と青色の「スタイロフォーム」(以下フォーム)という断熱材をサンドイッチ状に重ねて三層構造にした物に、畳表(イグサ等で編んだ物)を張る面に「不織布」と裏面材にビニール製の「裏シート」を一緒に縫い込んだ物が一般的ですが、「ボード」と「フォーム」を二層構造(上側がボード、下がフォーム)の建材畳床も増えて来ています。
  現在は国内で新しく作られている畳の芯材の9割がこのタイプと言われています。

  また最近ではボードにお茶の葉の成分を配合した消臭効果や抗菌効果を期待した機能性のある建材畳床も増えてきています。(上の写真)



  「畳といえばやっぱり『わら』の畳だよね❗️」と言ってくれるお客様もいるんですが、年々製造元が減っていっている「稲藁(いなわら)畳床」(以下ワラ床)です。
   私自身も幼い頃から慣れ親しんだ1番好きな材料ですが、先に紹介した建材畳床に比べて重たくて持ち運びが大変なのはもちろん、畳として加工するのも建材畳床より気を遣うので畳職人泣かせなのですが、吸湿性や断熱性に加えて使うほどに足に優しい足当たりに馴染んでいき、「表替え」や「裏返し」をする時にも畳床の傷みも直しやすくお客様にとってはメリットが多い材料なんです。
  ではナゼ生産量や流通量が減っていっているのかは、追々ブログに書いていこうと思います。

 
  とりあえずまだブログ初心者なので今日はここまでに😅毎日投稿がいつまで続くか自分でも心配ですが、やれるところまで頑張っていきます❗️