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●解説
登場人物紹介 女2人 男一人
「女1」恐子(きょうこ)先輩・・・黒髪ロングの美少女 急にきれる
「女2」のんちゃん・・・ショートカットの丸顔 のんびり屋さん
「男1」 ナレーション・・・いい声
()・・・このカッコでくくった言葉はセリフではなく 読み仮名や説明文
●本文
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ナレーション「ここはとある学校の とある教室の放課後。
2人の女学生がナウでヤングな話題に花を
咲かせていた」
恐子先輩「ああああ。ほんと腹立つわあ!!」
のんちゃん「どうしたんですか?キョウコ先輩!?いきなり・・・」
恐子先輩「私はねえ、一生懸命やってるつまりなのよ!
てゆーか、私は人間として自分の利益が
最大になるように生きようとしているわけなのよ!!
そういうのが人間の性(さが)だから!!」
のんちゃん「・・・」
「・・・なんだか言ってることがよくわかりませんが
キョウコ先輩がよく解からないことを言うくらい
怒りを感じて、いるというのはよくわかりました」
恐子先輩「く・・・く・・・く・・・」
「わ・・・私は、なんでこんなちんちくりんな
小坊主・・・かっこ のんちゃんと
一緒に毎日を過ごさないといけないわけ!?
世間では!テレビではっ!あんなに華やかに優雅に
生きている人たちがいるというのに!!人生は
一度しかないというのに!!もう、若いときは2度と
帰ってこないというのに!!」
のんちゃん「・・・まあ、テレビに出ている人たちはそれなりに苦労は
してきていると思いますよ。それにテレビに出ている
人たちが本当に幸せかどうかというのは
解かりませんし・・・。だいいち・・・幸せなんて
本人の考え方しだいだと思いますよ」
恐子先輩「考え方しだい・・・?」
のんちゃん「そうですよ。先輩は華やかに生きている人たちと
比べるから不幸と感じるんです。華やかな人じゃなくて・・・
例えば、発展途上国で飢えで苦しんでいる人たちと
比べてみてください。飢えで苦しんでいる人たちと比べると
先輩は幸せだと思いませんか?」
恐子先輩「でも、でも・・・」
「・・・」(間)
恐子先輩「・・・話は変わるけどさぁ 芸術というのは秩序と
大同小異(だいどうしょうい)だと思うのよね」
のんちゃん「え」
恐子先輩「人が美しいと感じるものには必ずといっていいほど
秩序があるの。これはきっと人は「エントロピー増大という
法則のもと混沌に向かっている世界の中で、
エントロピー増大に逆らい、秩序を保とうと
している存在」だからなんでしょうね」
のんちゃん「・・・」
「はぁ・・・」
「そうなんですか・・・。あまり意味がよく
わかりませんが・・・」
ナレーション「そのときである!怒りに狂ったキョウコ先輩は
のんちゃんに向かってイスを投げつけたのである!
あのイスである!JIS規格(ジスきかく)のほら!
お前らがまあ 今頭の中に想像したイスだよ。
あれだよ、あの かってーやつだよ。あれやばいで。
まじで。良いこのみんなは投げちゃだめだよ。
まあ そんなこんなでキョウコ先輩が投げたイスが
のんちゃんに当たって のんちゃんは頭から
いちごみるくがぴゅー・・・いえーい!」
「・・・」
「床に倒れたのんちゃんを見て キョウコ先輩は
こうつぶやいた・・・」
恐子先輩「ああ・・・血で床が汚れてしまったわ・・・。
あとで雑巾で拭いて綺麗にしなくちゃ・・・。」
「・・・」
「そうすれば床は綺麗になるけど雑巾は汚れてしまう・・・。
でも、仕方ないわね・・・。何かを綺麗にするには何かを
汚さないといけないのだから・・・。それに雑巾は
自らが汚れてまわりを綺麗にするために
作られたのだから・・・。」
