久々の投稿となりました。

前回、水質が安定したとしたと記事にしていましたが、実は安定してはいませんでした。

 

毎日、ディスカスと向き合っているのですが、思った状態にならない日々が続き、

飼育の記録を投稿することを躊躇って、数ヶ月が経過しました。

今は、ブルーダイヤの3匹中2匹がサイズアップしたのを感じられ、自身の飼育法

にも少し自信が出てきたと感じています。

 

以前投稿していた頃、私は試薬を用いてPHを測定していました。

ただ、毎日計測していると、薬品もすぐに無くなります。

そこで、ニッソー製のPHモニターを購入し、常時測定する環境を整備しました。

計測して驚いた事は、PHの変動が予想を超えていた事です。

我が家は、60cm規格水槽です。このため、水量は55L程度と思います。

これに対して、2日〜3日に一度10L程度水を替えていました。

この環境で、PHが最も低い時に3.5を記録していました。

また、水替え後のPHの上昇も大きく、結果変動が大きすぎたと反省しています。

 

PHの不安定な飼育は、ディスカスの成長を阻害した因子であったと反省しています。

魚を観察していた際、呼吸数が早いのが気になっていました。

おそらく、PHの急激な変動によるPHショックが原因であったと考えています。

また、黒化するディスカスも居ました。これもPHが原因であったと思います。

結果、今でも1匹のブルーダイヤは小さなままです。

ディスカスを成長させるには、飼育者の腕が求められると聞いたことがあります。

飼育環境を改善し、ディスカスを成長させるため、次の4点を実施しました。

 

1)汲み置きにヒーターとエアレーションを導入し、水温を29度にしました。

2)ピートモスを使用し、汲み置きの水を理想的にはPH7.0に調整しました。

3)毎日、10L程度水を替えました。

4)水を抜いたら、ポンプを用いて速やかに汲み置きの水を水槽内に投入しました。

 

さらに餌にもこだわり、ハンバーグを自作して毎晩与えています。

ハンバーグには、鳥のもも肉とエビの剥き身を擦り合わせています。

朝は人工飼料、夜はハンバーグの2回給餌で餌の与えすぎにも注意しています。

この結果、ブルーダイヤの3匹中2匹は1ヶ月程度で一回り大きくなりました。

また、餌やり時に見せてくれる魚達の活性が明らかに向上したと感じています。

茶苔の大量発生から推測するに、亜硝酸をコントロールできていなかったようです。

 

そこで、水換えの頻度を上げました。具体的には、毎日1/5の換水でした。

亜硝酸対策として、エビ水槽からのマツモの移植とバクテリアの定着に取り組みました。

ホームセンターでサンミューズのPSBと熱帯魚バイコムを購入し、投入しました。

バクテリアの定着を考慮して換水は避けたかったのですが、呼吸数が気になりました。

そこで、1/5の換水は続けましたが、バクテリアの酸欠も気になりました。

このため、上部フィルターの水の溜まるところにリング濾剤を入れているのですが、

好気性菌を増やす目的も兼ねてエアレーションを追加しました。

 

複数の対策を行っていくうち、ディスカスの餌の食べ方が力強くなりました。

ただ、PHの急降下が止まらず、1日でPH5程度になっているものが、

水換えで6.5程度に上昇する毎日でした。依然として呼吸数が早い印象でした。

そこで、私として次のような解釈に至りました。

60cm水槽でこのままディスカス達の飼育を続け、今のように2時間程度の間隔で

餌やりを続けると、赤虫と人工飼料であってもPH低下は避けることが難しい。

PH低下は避けられない場合、水量を増やすのが良いのか(水槽のサイズアップ)?

調べてみると、オーバーフロー水槽は魅力的。ただ、今の水槽環境を活用できない。

次に考えたのが、サンゴ等のPH上昇。ただ、硬度が上昇しそうな気がしました。

万一、硬度上昇がディスカスの発色影響しては残念です。すると、結論は…

換水によるPH上昇しかない。問題は、急激なPH変動によるショックをいかに防ぐか?

 

そこで考えたのが、蛇口付きのポリタンクによる長時間の注水です。

ポリタンクにカルキ中和剤を加えた水道水を加えて、蛇口で徐々に水を加える。

すると、数時間かけてPHは上昇し、水槽内のPH上昇は抑制されるはずと考えました。

蛇口にはエアコンのドレインホースを括り付け、運用開始しました。

実際には注水速度のコントロールが難しく、数時間かけての注水はできていません。

ただ、注水速度が緩やかになったため、水道水の温度を加温する必要がなくなった。

我が家はエコキュートのため、換水にタンクで加温されたお湯を使用していました。

最近は、水道の蛇口から直接水道水を使用しています。

もしかすると、この辺りも少し影響を与えているのかも知れません。

 

浄水器を使用すべきかとも悩んでいましたが、今は水質が安定しましたと思います。

最近は、数日に1回1/5換水を行い、PSBを追加しています。

上部フィルタの濾過用マット(白色)と吸い込み口のスポンジは、

1週間に1度は水道水で手洗い+乾燥させ、乾燥済みのものと交換しています。

来年は、サイズアップが目標です。

ブルーダイヤがコバルトブルーのサイズまで成長すれば、餌やりの頻度を落とします。

こうなすれば、ベアタンクの必要性もなくなると思います。

将来は、田砂をひいてコリドラスでも入れたいなあと考えています。

ブログを初めて約2週間、忙しくて自分でもブログを開いていませんでした。

 

本日、久々に開いてみると本日のアクセス数が3人とある…

しかも、前回の投稿にいいねをお二人の方がされている‼︎

びっくりしました。見てくれた人、ありがとうございます。

 

さて、本日は魚達を紹介します。

我が家には、ディスカスが4匹居ます。

60 cm水槽に4匹、結構狭い感じですが、元気に暮らしています。

 

 

3匹は、ブルーダイヤです。

我が家に来たとき、3匹とも体調7 cmぐらいでした。

8ヶ月ほど経過しましたが、余り大きくなっていないように思います。

 

1匹は、コバルトブルーです。

こちらは購入時にすでに10 cmを超えていました。

8ヶ月で、体の模様が変化し、いわゆる虫食い模様に変化しました。

又、ヒレも長―くなりました。

 

コバルトはまるでブルーダイヤ3匹の親、又はお兄さん(お姉さん?)のようで、

3匹が喧嘩していると、2匹の間に体を入れます。まるで仲裁しているようです。

当初、コバルトはブルーダイヤ3匹を追い回しており、私は頭を抱えました。

ブルーダイヤの1匹が水槽の端で黒化し、餌食いが悪化したためです。

 

色々なサイトを拝見し、新たに水槽を追加して隔離させるか悩みました。

私の場合、当時は水温を28度ぐらいにしていたのですが、30度まで上げました。

程なくしてブルーダイヤは目の輝きを戻し(赤色が強くなって)、他のブルーダイヤと

縄張り争いを始めました。その時の影響からか、今でも少し黒い色をしていますが、

コバルトが追い回すことも無くなって今に至っています。

 

ディスカスを飼ってみると、実に魅力的な魚であると思います。

人間の兄弟のように、仲良く隣同士で泳いでいるかも思えば、次の瞬間は喧嘩している。

しかも、口で激しくぶつかり合って、まるで兄弟喧嘩さながらです。

 

当初から、ハンバーグは与えていません。

赤虫と人工飼料です。

人工飼料は、テトラ製のディスカスフードとキョーリン製のネオプロス。

主にディスカスフードを与え、ネオプロスをおやつ代わりに与えています。

朝と夕の2回は、大好物の赤虫を与えています。

1回に1ブロックのみ与え続けて来ましたが、最近は2ブロックに増やしました。

成長不良なのか、ブルーダイヤの目が大きい体型になったように感じたからです。

人工飼料の1回あたりの量も約2倍に増やしました。

 

すると、程なくして家族からコバルトの調子が悪いとの訴えがありました。

私も何となく気づいていたのです、黒化し、呼吸数が早くなっていたのです。

 

次回は、最近取り組んでいるこの話題を書きたいと思います。

ちなみに、本日は水換え前のPHが5.0付近、1/4替水を行いPHが6.5付近です。

又、水温は28度にしています。

2020年2月、家族の了解を得て水槽を購入しました。

子供達に生き物と暮らす楽しさ、面倒の大変さを学んで欲しいと思っています。

 

購入したのは、NISSOの60cm規格水槽です。

20年ほど前にも同サイズ、同メーカーのアクリル水槽を数年管理したことがあり、

このサイズに馴染みがありました。

 

 

飼いたいと思った魚はディスカス。

従兄弟が昔90cm水槽で群泳させていて、その美しさに惹かれたためです。

 

他の方のwebサイトを拝見して、ディスカス水槽の管理の難易度を抑えるには水量の

多い水槽サイズを選択する方が良いとありました。又、体高を大きくするには、深い

水槽が良いとのアドバイスも拝見しました。ただ、大きい水槽となると、荷重が大きく

なり、我が家の床板が大丈夫なのかという素人的不安が先行しました。

 

購入した先はAmazonさんです。

ガラスの一部にキズがあり、交換してもらうなど当初不安でいっぱいでした。

 

パイロットフィッシュは入れず、新品で購入したろ材を入れ、カルキ抜き剤を入れた

水道水を約2週間回し、受け入れ準備を整えました。

水槽はベアタンク。何にも居ない水槽、何だか不思議な気持ちと期待でいっぱいでした。

 

簡易キットでの測定結果ですが、PH7.0でした。

今思えば、硝化菌を入れれてもよかったのかなあと思っています。

 

次回、ディスカスを迎え入れた話をしたいと思います。