友達が、自分探しの旅に新島へ行った。
言わずと知れた、伊豆の島。
伊豆七島と言うところで、ピンときた私からのアドバイス…
「伊豆七島には『海難法師』がでるから、気をつけてね♪」
学生時代から怖いものが苦手な友人は畏れることしきり。

さて、この海難法師だか、旧暦1月24日に伊豆七島にでる怨霊で、村人の策略で水死した代官の霊とも、逆に代官を討ったのに匿って貰えなかった若者の霊とも言われる。
とにかく、盥船に乗ってあらわれ、見た者は同じ死に様を晒すと言われる。
この日、村人は雨戸を閉め柊を刺し、目篭を飾る。
このあたりに、関東のコト8日との類似がみられて面白い。

おそらく、この話をもとに描かれたのが、伝説の漫画『妖怪ハンター』の安徳様。妖怪ハンターをうたっていながら、全くハントできていない。
機会があれば、是非とも御一読を。
昨日、田舎の湖へと続く道を爆走するデコトラを見ました。
遠くから見たこと、車が走ることの少ない時間帯だったから何事かと思った…

やはり、昔の人々もありえない時間に車が走ってるとびっくりしたようで、朧車や片輪車などの怪異が伝わる。
前者の朧車は、葵祭での車争いの遺恨が具現化したものなので、それほどの害はないが、怖いのは片輪車。
これは見た者に害をなす。似たような怪異である輪入道と同一視されているが、炎につつまれた牛車か車輪に、女または恐ろしい男の顔があると言うのが、オーソドックスな形。
好奇心に負けて覗き見た女の子を隠したり、ひどい話では脚をもぎ取ったらしい。
前者に関しては、自分の罪を悔いた歌を聞いて、子供は返したが。

さて、こんな車の怪異であるが、茨城のある地方では、大正、昭和の時代にも出る事があったらしい。
これについては、近いので是非調査したいと思っている。
詳細はここでまた(笑)

さて、そんな怪異に遭いたくない人達に朗報!
輪入道を避けるためには、家の門に「此所、勝母の里」と書いた紙を貼ればさけられるとの事である。


…でも、怖くてちょっとスピード超過してた自分にとって、ホントに怖かった車は、パトカーだったと言うのは内緒の方向で。
tata-78さんのブログ-SekienWanyudo.jpg
さてさて。
まぁ、まだまだみてくれてる人いないと思うけど更新。
先日、大々的にもニュースになり、知っている人も多い緑風荘。

ご存知の通り、座敷童が住み、泊まった人の運が開けると言う話題の宿である。3年先までも予約が一杯とか。

さて、この度の火災で文化財の本館は全焼。座敷童の守護か、奇跡的に怪我人等いないとのことだが、宿泊し運を掴みたいと思っていた諸兄にとっては、かなり落胆のことだろうと推察つかまつる。

そこで、以下「緑風荘における座敷童」の個人的な考察。
そもそも、座敷童は家筋に憑き、富貴を与える。そのため、座敷童が家から出て行く姿が見られると、その家は没落するといわれている。
緑風荘の座敷童は、源平の争乱から落ちてきた、当時の当主の嫡男、亀麿殿(敬意を表し、殿をつける)が当地で亡くなり、いまわの際に当家守護を誓い、その存在となったらしい。
即ち、自然発生的に存在する集合的存在である精霊ではなく、明確な目的を持つ先祖霊と考えられる。
また、座敷童が家筋に対して富貴を与えるのに、緑風荘の座敷童は、泊まっただけの人間に対しても富貴を与える。
ここから推察するに、座敷童とは別種の存在、もしくは高次の存在と考えるのが妥当ではないだろうか?


最後に。
前述の内容から、座敷童が存在するようになったのは、12世紀後半。先日火災にあった建物300年。
以上から、座敷童は建物に憑きているのではないと思われる。

読者諸兄におかれては、安心して新たな予約にいそしまれんことを。
tata-78さんのブログ-Akinari_Zeni-no-sei.jpg
tata-78さんのブログ-Akinari_Zeni-no-sei.jpg