向田邦子さんが亡くなってもう大分経ちます。向田さんの本はよく読んでいたので当時とてもショックを受けたニュースでした。

生前、お仕事の合間にお料理作りにも一所懸命で人を招いてはおもてなしをして楽しんでいたんですネェ。

仕事が忙しくても合間の料理作りを楽しみ自他共に認める食いしん坊でもあったとー。

向田さんの小説に最近またはまっているのを知った息子の奥さんRiさんがこの前・・・

・・・お母さん、こんなのがありましたヨ・・・と買って来てくれました。

メルカリで手に入れたということです。

向田さんの妹さん・和子さんが1989年に監修。

1981年向田さんが飛行機事故で亡くなっているのでそれから五、六年経っての発行のようです。

和子さんはお姉さんの料理の助手みたいにいつも寄り添うようにそばで過ごされていたご様子ですね。

亡くなった後、お姉さんの作ったお料理を再現したお料理の数々、お料理にまつわるエピソード等が沢山綴られてます。

著名な方々との交流やらエピソードも本には掲載されて居ります。

向田さん、器にも凝っていてぐい吞みに酒肴を、花活け用の水盤を大皿代わりにするなど自由な器使いを楽しんでいたというのです。

水盤にお料理! 　発想が素晴らしい!

骨董屋にもよく行ったけど、誘惑に負けないように決められた金額しか持ち歩かなかった・・・こんなエピソード、あんなエピソード・・・と満載です。

あらためて向田さんに魅了されて居ります。

食材も勿論自分で買いに行ったんですね。

ご自宅が青山当たりだったのでしょうか。

上記の写真は青山通りにある魚屋さんの店先の向田さんです。

面白いのは買って来たお魚のスケッチがあったり。

これは絵入り随筆の依頼があっての事と本には説明があります。

一ページ、一ページがお料理の多彩なことにもあるけどその他のエピソード等々が楽しくてどんどん引き込まれてゆきます。

ほんの一部だけのお料理の写真ですが、お酒の友になるようなものからご飯のともになる惣菜までどれをとっても作ってみたくなるものばかり。

本を手に取るとしばらく虜になってしまって楽しんでおります。

Riさんありがとうネェ～!

お花屋さんのスイートピーに魅せられてー。　甘い香り。

春がすぐそこに迫っているような陽気になりそうですねぇ。

花粉もその分早くなりそうな気配でもあります。

そしてまだまだあちこちでコロナ、インフルエンザの声も聞こえてまいります。

くれぐれも気を付けて過ごしましょうネ～!!