先日、メディアに関して公共機関で働いている方にインタビューしました。

 

そのインタビューから、日本におけるメディアの影響に関して理解出来たので、皆さんに共有させていただきます。

 

皆さんはどのようなメディアを使っていますか?

 

おそらく、世代ごとで使用しているメディアは異なると考えられる。日本においての現状として、Z世代と呼ばれる若年層はSNSを使用し、X世代になると多くの方がテレビを視聴している。多くの日本のテレビ出演者が、40代から上の方々である事から、ターゲットが高年層に絞られていることが分かる。

 

SNSは若者に影響力を持ち、テレビは高年層に影響力を持っているのだ。

 

今の日本の人口ピラミッドはいわゆる壺型で、若年層より高年層が多い傾向にある。よって、日本においては、SNSよりもテレビの方が影響力を持つと考えられる。

 

そのテレビが政治に与える影響は何なのか。これに関して公共機関に勤めていらっしゃる方にインタビューをした。

 

そのインタビューでは、ワクチン接種とテレビの関係についてお話しした。日本では、ワクチン不足や接種場所の確保等が原因でワクチン接種が進まないと言う問題があった。

 

しかし、大きな原因の一つとして、ワクチン接種希望者の少なさがある。

 

ワクチン接種をするかしないかを選択する自由は国民にある。行政機関が強制する事は出来ない。

 

重症化がしやすい高齢者の中には、ワクチン接種を不安に思う方々も多くいる。その理由として、メディアが過度にあおっていたことが挙げられる。

 

メディアが高齢者のワクチンの信頼度を下げていたのだ。

 

これによって、ワクチン摂取率が伸び悩んでいた時期があったとインタビューをさせていただいた方がおっしゃっていた。

 

私はワクチン接種を強制すべきでは無いと考えているし、選択する権利を与えるべきだと思う。しかし、テレビ1つの情報だけで判断しがちな高齢者をターゲットにして、過度にあおるメディアの発言には疑問を抱く。

 

メディアには、世論を操作する力があると言うことをこのインタビューで私は学んだ。