死にたいと思ってから何年生きてきたか
初めに死にたいと思ったのは多分小学校高学年くらいだろう

父の暴力には愛想尽きてたしどうでもいいが
それを見て見ぬ振りする母にはきっと汚らしい目を向けていただろう

結局両親は離婚するのだが母についた自分は
不自由だらけな毎日だった
ガス水道電気
お金が絡むものは全て不自由だった
もちろん住む家のお金も私にかかる最低限のお金も

母がある時からどこぞの有名な宗教団体に属し
おそらくその中では安めの御神体やらお経を買ってきていて毎日お水を備えてお経を読めとの事

水道止まってるのに水どうやってあげるのと
言いかけながらも分かったと答えてやった

それから20年以上になるがその神様とやらは
助けてくれる素振りも見せずに水ばかり飲んでいる

もちろん私は中卒で働いても働いてもお金が増えることはなく今でもお金に困っている

これに関しては時代も家柄も関係なくお金に一生
恵まれない事は何となくわかっていたので
良しとすることにしている

次に死にたいと思ったのは母がお金がない子は
要らないと遠回しに言っていた時だろう

働いていた私がお金が無い理由は単純に何事も断れない性格が悪いのです

こんな私にも友達が二人いました
友達なのか皆様から見たらわかりませんが
どんな友達かと言えば私の給料日に必ず電話してくる方々です

私は給料日になると何故かは
わかりませんが費用私持ちでいろいろなところに連れてかれます
友達の息子を動物園にとか
ご飯やギャンブル
飲み屋まで全て私がお金を支払います
給料日から三日四日過ぎるとお金と友達がいなくなります
一人の友達は給料日まで連絡は来ません
もう一人は給料日の一週間前に連絡来始め
私の給料日には何処何処行こうなどの献立を考えるのです

行きたくないとは言えない
何故なら家族には愛されずお金にも愛されない私には
お金の前で笑う彼等だけが尊いからです

今も変わらずこんな毎日と悪知恵が丸見えで
お金しか見てない方々と過ごしてます

何故
人は私も含めてこんなにも業が深いのでしょう
見え透いた嘘
徳の高利貸
腐りきった笑顔
たとえ親や神様でも
自分の保身以外気にもならない
欲の塊なのですか

私のせめてもの救いは誰かを殺してやりたいではなく

自分が死にたいと思った微かな幸せを成就できる日が近い事だけ

ただそれだけなのですが
私も業の深い人間です
きっと全ての人間と神様を呪いたいと
心に刻んでしまうでしょう

もし私の思いが叶うのなら次は悪魔に生まれますよう

皆様お幸せに