わあああああ!!!!

ロスだよ!!!!!!

めちゃくちゃロスってるよ!!!!!!

うわああああああああ!!!

 

 

ダンスアクションミュージカル「やさしい悪魔」

大きな怪我もなく無事に終演いたしました!!!

たくさんの方にご観劇いただき、本当にありがとうございました😭💕💕

 

 

そして総勢68名にも及ぶ出演者の皆さん、

スタッフの方々、本当にお世話になりました!

感謝の気持ちでいっぱいです!!!

ありがとう!!!大好きです!!!

 


 

最近フォローしていただいた方からしたら

「ブログなんてやってたの!?」

なんて思われそうですが、

そうなんです。やってるんです。

でも、前回の記事がおよそ3ヶ月前でさすがにビビりました笑

 

 

振り返ってみれば

6月末から7月の「ホッチキス」の稽古が始まり、

そこから怒涛の稽古→本番

そこから休む間もなく人生で一番忙しかったと自負できる週が7月にあって。

1週間に3作品も関わるという頭がまじで爆発するかと思う週がありました笑

相変わらず自分のスケジュール管理能力のなさを殴りたい気分でした笑

ホッチキス」千秋楽の次の日に「やさしい悪魔」の稽古合流してその次の日からは「Room」の照明のお手伝いが入り、

そこでまた休む間もなく「やさしい悪魔」の稽古に再合流して、

一気に9月1日まで駆け抜けた感じです。

ほんとに遠い記憶のように感じます笑

やさあくの前、7/15まではお母さんやってたからね、あたし笑

別人笑!!!

 

 

 

 

実はやさあくに再合流した7月中旬、結構疲れ果ててしまっていて、

大丈夫なのかなって自分で自分を心配する瞬間もあったのですが

出演者のパワーに助けられて

幸せな気持ちで公演を終えることができました。

 

 

案の定とってもロスっております😢💔

今回、珍しく役のロスってのもおきてます💔

アカメロス。

もう一度アカメになりたい。

アカメに会いたい。



 

皆さんの中でのアカメってどんなかんじでした?

印象に残りましたか?

チビなマフィアでしたけど

精一杯生き抜いてみました。

皆さんの観劇の記憶のどこかで

ひたすら赤にこだわったアカメがどこかにいたら

とても嬉しく思います。

これからたくさん書いていくけれど、

正直これに尽きます。

 

 

 

 

ブログの方がまとまって書けるかなと思って

あたしなりのアカメに対する想いを書いていきたいな。




あたしのブログを見慣れてる人は知ってると思うけど

えらい長いからね笑

覚悟しといてね笑

今回まじでアカメだけの記事です笑

推しがあたしでない方はつまんないかもだから次回以降の記事を楽しみにしててね笑

 


 

( ᐛ👐)パァ






まさか自分が男役。

そんなかんじでスタートしたやさあく。

 


でも嬉しかったな☺️

宝塚ファン、というか宝塚を見てこの業界に入ろうと決心した人だったし

身長的に(158cm)絶対男役なんて一生やれないだろうって思ってたから笑

 

 

演出の星光さんからも

「自分は男だと思ってていいよ」

と言っていただいて。

 

 

でも意外とここで悩んだのは

リアルメンズの中に

一人だけ明らかに女がいるということ。

ダンスで独特のかっこよさとか色気を出すのは割と得意分野なのだけど(オープニングダンスは本当に得意分野だった)

芝居で男なんてやったことないなって。

どんなにかっこよく役作りをしたところで

リアルメンズのかっこよさには負けてしまうのですよ(´・ω・`)💔

 

 


声しかり身長しかり

体型しかり(胸は今回潰したけど)。

ヒール履いてても1番チビだったし。

役名は違うけどダブルキャストの

サスケ役の内藤英理香(ドスカ)ちゃんは

顔立ちも整っててスタイル良くてタッパもあるので

どうしても見劣りするなと思ってね。

だからちょっと普通の男とは違う方向にしようかなと思って

今回のアカメの「病んでる」キャラが生まれてきました。

 

 


女であることを逆手にヘアメイクで攻めようと。

アクセとかも他のマフィアより多めにしてみたり。

カフスつけてみたり。

 

ブロマイドを売らなかったっていうこともあり、

最終的にはビジュアル撮影の時より

だいぶやばめのビジュアルが完成されました\(^o^)/笑

 

 


 

このアカメという役は

あたし一人で完成した役ではありません。

本当にいろんな方のアドバイスをいただいて

ヒントをいただいて生まれた役です。

だからより一層、役へのロスがひどいのかもしれないね。

 

 


役への想像が一気に広がったのは

星光さんのキャスト紹介ブログでした。

「好きと嫌いが混在してる」

「なりたいものはビックマム、なりたくないものもビックマム」

このお言葉でした。

 


 

みんな好きでみんな嫌い。

だから特にどこの派閥(ハゲタカ派、はいはい派、ぴょん吉派)に入ろうとも思わず

飄々と生きている。




一番アカメらしさを拘って出したのは冒頭のシーン。

ビックマムが

傷ついたマフィア達を前に

「家族なんだよ」

って言った直後に

「俺のファミリーに負け犬はいらない」

と言い放ちます。


 

 

アカメが介抱してたのは部下のアニー(高木陵斗くん)。

最初こそ

「ほっときな」

って言われた後には一瞬の戸惑いもあるけれど(みんな好きだからね)

マムには逆らえないからアニーをマムの元へ投げ出します。

 

 

その後、傷を踏まれ泣き叫ぶアニーの声を聞いていたたまれなくなるけど

自分の心の鍵=鍵付きのチョーカー

を握って、自分の心にロックをかけるのです。

その直後には笑みを浮かべて、「みんな嫌い」な病んでるアカメになる。

赤と血と殺しが好きなアカメになるのです。

 


 

アカメの目が赤い理由、皆さんわかりましたか?

歌ってるマムがちょうど真ん中を通るあたりで

倒れるアニーの傷口を手でえぐって

それを目に擦りつけてます。

 

 


アカメは敵味方関係なく、そうやって血で目を染めてきた。

それがアカメの美学。美しいと思っているから。

 

 

 

この描写はアカメとしてどうしても入れたくって

どのタイミングで入れるか結構悩んだのだけど

ここは船長役の及川さんが色々アドバイスしてくださいました🏴‍☠️

 

 

稽古でこのシーンをやる時も前からずっと見ててくださって

結果、あたしの大好きなシーンとなりました。



 

この場面は「マフィアとしての残酷さを出してほしい」

とのオーダーがあったんですが、

残忍さ、恐ろしさ、出てたかな??

いかに表現するか結構こだわりました。

見逃した方はぜひDVDを見てチェックしてみてくださいね👍

 

 

アカメ的出番は次に

カイがまだ存在と契約する前の話。

ビックマムの手柄をシスター達に取られて

それを取り返しにいくちょっとおもしろアクションの時です。

 

 

客席の階段を毎回駆け下りるの結構ハラハラしてて

あそこだけは

素のおひなで階段降りてました笑

 

 

ニッパが持ってた犬(ワンワン)のぬいぐるみは

アカメがマムにプレゼントしたもの。

マムのご機嫌取りにプレゼントしたものがなくなってマムが機嫌悪くなったら

元も子もないからね笑

 

 

 

次はメッシュ(東條瑛くん)の叫び声から始まる緊迫した場面。

メッシュの叫び声で殺し屋アカメの感情スイッチがいつも入ってました。



個人的に好きだった台詞なんだけど

「野郎ども!カイはここだ!!!」

っていう台詞。



野郎ども!!

って普段絶対言わないじゃん笑!!!

でも、アカメスイッチが入ってるからめちゃくちゃ楽しく言えちゃうのよ!!!

ちょっとハイになっちゃってる感じ。

まぁその後の展開でそんなハイなアカメもすぐに消えちゃうのだけど。

 


 

その後はナンバーに合わせて踊ってアクションして。

全体的にすごい人数が同時に動いていて

かなり大変なナンバーだったし、

結構切られてるし、

最後はSHINさんにああなったかんじだし。

プラスしてアカメとしての感情がすごくて。

怒りと、苦しむ相手を見る愉快さとが交互に現れて色々と忙しかったです。



いやぁ。

最後に関してはほしみさんに「体重は消せる!!」って言われていたので

もう毎回あそこは乗るポジションと体重を消すことに必死でした笑

あれ意外と降り方も気をつけなきゃいけなかったんですよね。

一回尾てい骨を強打してしばらく痛かった思い出笑

 

 

そのあとはいはい兄さんがピンチになってから

すぐにビックマムに報告しにいくという役目として下手にはけてるんですが、

この時、天使チームの時は袖にはけてから運動会状態🎌🏃💨

そのままダッシュで早替えスペースに行き、

妹と勝手に呼んでいる津之地華音ちゃん(かのん)に早替えを手伝ってもらい

時空警察隊になってるのでした笑

 


 

 

この次のシーンはマフィアとしての楽しさと

時空警察隊としての楽しさを両班で楽しんでました笑

特にスローモーション笑

天使チーム千秋楽でなんと

船長のおいちゃんさんにまさかのアドリブを振られるという展開にパニック笑

面白いことやればよかったけど、突然のことでびっくりしてなにもできなかった悔しい笑

素敵な花向けをしてもらいました💐



 


アカメとしている時はそのあとのナンバーもいるので

その前後の芝居とかも結構楽しんでやってました笑

あのナンバーは歌って踊ってるので

めちゃくちゃ気持ちよかったです🎶

ああいう横での小芝居が大好きなのはきっとアンサンブルをたくさんやってたからなのかな笑

 


 

それがまた発揮されてるのが次に色々と台をセッティングする程で

緑の森考古学財団に潜入してる時の

上手でのぴょん吉との小芝居😂笑

全8回、見事に全部違うことしてました笑

ナンバ歩き、ヤンキー、甲子園、酔っ払い、おばあちゃん、水泳、アカメ力持ち説、ぴょん吉オネエ

こんなかんじか。笑。

ほぼぴょん吉役の萬來啓太くん(ばんちゃん)提案だったけどあの小芝居がめちゃくちゃ楽しかった笑

みんな見たのは、どの「ぴょん吉🐸×アカメ」でしたか😁?

 



そのあとは出たくてしょうがなくてリズムを覚えてしまって階段でノリノリだったタップ含むリズムダンス、

そしてこれも出たくてしょうがなかったシスター達のセクシー衣装でお送りする潜入シーンのダンスがあり....

 


 

楽しい楽しい天使の泪争奪戦(通称ラグビー)のシーンでございます笑

凄まじく低いジャンプ力が発揮されております😇笑

最後は天使の泪そっちのけでアルフ(高山汀ちゃん)に乱された髪の毛を気にして

「乱れてない?」って聞きまくってきてたさんしち(神山順紀くん)に逆ギレして

髪の毛ぐっちゃぐちゃにしてハケていきましたよね笑

さんしちって嫌いなもの「パーマ」じゃないですか。

だから、アカメの髪型許せないらしいですよ笑

 

 



天使チームの時はこのあとダンサーズ魔物として

ダンスとアクションに参加しております。

このナンバーは仮面や長めの衣装を着ていることもあるし、

何より踊りが一番ハードで。

大変だったけど好きなナンバーです。

魔物としてのちょっと非人間的な動きは結構好きでした。ごんべい2でゾンビやってたからかな笑

 


 


さてさて

このあとがいよいよクライマックス

あたしが一番大好きなシーン。

カイとみんなの最後の大乱闘の場面です。

アカメの真面目な話をここでもしましょかね。

 

 

ここでいただいたオーダーは

「マフィアは泥臭く、そして残酷なマフィアでも人間らしさを、心の底は良い奴なんだよってところをだんだん出してほしい」

という感じのものでした。

 

 

次々と仲間が切られていくなか、

ついにアカメも二の腕を刺され胸を切られます。

切られ慣れてるマフィアでも

「ここで切られる時はカイの姿からして毒素的な、その傷口がどんどん腐っていくような尋常ではない痛みとして表現してほしい」

とも言われていたので

前までのシーンではないほど痛くて弱っていって、でも気力だけでなんとか動いている、そんなアカメ。



自分たちではなく援軍もやられていくなかで

アカメは命の危機を初めて感じるんでしょうね。この特殊な状況で。

最期は自分の気持ちに正直に生きよう、って決意するんです。

仲間達と一緒に戦って死のうって思うわけです。

ここで自分の心の鍵だったチョーカーを握り(本当は外したかったんだけど100%稽古場でできなかったこともあってやめました)そのチョーカーに頼らない本当のアカメを解放させてます。

気持ち的には「こんなものッッ」って感じです。

 

 



そして唯一、なんとも言えなかった仲良しさんへの気持ちにも正直になるわけです。

わかってる人はわかってるかもだけれど。

ぴょん吉です🐸

オープニングダンスのラストのポジションから仲良し感は出してたのだけど。

ほら、色がすごいでしょうちら?

(あたしチビだからたぶん前からは全然見えない笑)


 

あのシーンは何回もアクションの手が変わったり

アクションする場所も変わったりしているんだけど、

とある日に星光さんから

「赤と緑で似てるから、ここお互い好きなのかもっていう感情を持つことにしよう!」

ってなりまして、

「男だが自分?!」ってあたしもきっとばんちゃんもなってたんですが

「自分でもわかってなくていいから!!」

とも言われまして。

あたしはその設定を大切にしたくて。

だってあんまり人間的じゃないアカメだからそういうところで人間らしさ出したかったから。

アカメとして最期まで生きたかったから。

 

 



終盤、気力だけで2階に行ってアクションをしてたあとはもう

アカメとして、それ以上に一人の人間としての心からの叫びを言い続けていました。

メンソン(福田茉耶ちゃん)がやられた時、ぴょん吉がやられた時、はいはい兄さん(榮竜盛さん)がやられた時、

そしてハゲタカ兄貴(近藤哲也さん)がいった時。




もう感情がぐっちゃぐちゃでした。

泣きすぎてもう色々わけがわからなくて。

でもきっとアカメからしたらここまで感情に素直になったのも

初めてだったんだろうなって。

 


 

最後、もうどうしようもない状態になって

アカメはこの世の中に絶望して

意識も薄らいでいるなかで、

最期ぐらいは好きな人と一緒に死にたいって思って

ぴょん吉の手をギリギリで触れることができて、意識が消えていくのです。

そんなことが下手階段上で行われたんだよ。

きっとDVD映ってない気がするけどね笑!!




アカメはね、男っていうより

ジェンダーレスなのかもね。

皆さんからはどう映ってたんでしょう?

男だった?女だった?性別不明だった??

それとも

アカメだった😁???

 


 

エピローグにあたるピクニックシーンはひたすら楽しんでました笑

というかひたすら幸せでした。

変わったもの変わらないもの、各々楽しむことができて。

芝居で一切絡みがなかった

シスター(桜井あゆちゃん)、サリー(音河亜里奈ちゃん)、ニッパ(黒崎純ちゃん)あたりと小芝居することができたし、

パーマを狙われてさんしちに髪を何度もとかされそうになったりとか、

あそこはほんとにワイワイとしてて幸せーな場面でしたね☺️💕

アカメカラーのハート型サングラスはお気に入りです❤️❤️

ぴょん吉と色違いなの😁💕

最後はとても幸せな気持ちで幕を閉じることの出来たアカメなのでした😆

 

 

 


やばいめちゃ長いやん笑

あたしのこと書いて需要あんのかこれって感じですけれども笑

 

 

 

ほんとはさ、主にお世話になったキャストのみなさんのご紹介もこの記事でしたかったんだけどさ、

たぶんこれに写真載せちゃうと完全にアウトでしょ文字数笑

別記事になりまーす!!!

まぁいいや笑!!!!




今回はごんべいのように全キャストの紹介はできないので(写真も撮れてない)

ピックアップ状態にはなってしまいますが、せっかくなので次からは少しお世話になった方々への振り返りをしていきたいなと思ってます。

飽きないといいな笑!!!!!

 

 

 

 


今回、ダブルキャストではあったけれど

舞台に立ち始めてひとつの目標だった

「このサイズの劇場で役をいただくこと」

というのを達成して

本当に本当に嬉しかったです。

脱サラして、その後すぐにフリーで始めてまる2年。ここまで長かったようで短かったようで…とても幸せでした✨



アクションも経験ほぼない中、しかもヒール履いて、

という中でたくさんの手をつけていただき

本当に本当に貴重な経験をすることができました。


ここだけの話、履いてたブーツが1ヶ月でボロボロになり本番直前に新調しました笑



 たくさんの想いが詰まったやさあく。

アカメを生きることが出来て本当に幸せでした💕




もしこの公演で、あたしを気にかけてくださる方がいらしたら

今後とも応援いただけたら嬉しく思います✨



悪魔👿チーム

アカメ役

星野日菜

 



p.s

さて笑!!!

1記事じゃ終わらなかったぞ笑!!!

読む気力がある方、

あたしなんかじゃなくて推しのこと見たいんだよ!!!って方、しばらくお待ちくださいね笑