糖尿病の合併症 狭心症の検査 冠動脈CT |         きんぱこ(^^)v  

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      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ

昨日1月5日、


 北野病院には現在東芝製の64チャネルCTが2台と2chのMDCT(横河GE製)が1台あって、フル稼働しています。

 最近では、ペーパーレス化も進んで、CTで撮影したデータはデジタル画像として保管(たぶんJPEGかTIFF)され、どの先生でも患者のIDさえ入力すればCTの検査結果を見ることができるようになっています。

 昔はネガかポジフィルムで手渡していましたが、今は病院のデーターベースに保管されていて、手渡しする場合でもフィルムではなくてDVDやCDなんですね。


 外来の先生を見ていると、カルテから薬や次回予約まですべて担当医がパソコンで手配する仕組みになっています。だからパソコン使えない先生は大手の病院では働けそうにないですね。


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 他にもMRIは5台(実稼働4台?)、シンチカメラやハイパーナイフ、乳房撮影機などなど・・まぁ色んな機械がそろっていますねぇ。



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シンチカメラ(γ線撮影機?)

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(ハイパーナイフ)


 今回私が受けた検査は『冠動脈CT』というものでした。


 最初に心拍の状態を見るために心電図エコーをして、うそ発見器の結果の用紙みたいなビリビリ線の紙を持って放射線科に移動。

 別室の移動式ベッドに寝て、心拍数を落とす薬を飲んで小一時間眠ります。

 当日私はすこし風邪気味で脈拍は95ほどありました。

 それを50~60程度にまで落とさないと、動き続けている心臓をきれいに撮影出来ないそうです。


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 で、いびきをかいて気持ちよく寝ていた私は一時間後に起こされて寝たままCTの撮影室に移動。

 口にはなぜか酸素マスクをつけられて、左手には血圧測定器がまかれ、右手には直径3センチはありそうな、目ん玉飛び出そうなほど大きな注射器が二本。点滴のように腕に針をさしこまれて準備OK。

「なーんか俺、重症患者みたいですね・・・」

 そんなことを言いながら待っていると、

「脈拍が70台で落ち切っていないのでもう少し脈拍を落とす注射をします」

 と言われて点滴の前に注射。

 

 そういえば大晦日に行ったボクシングの井岡さんは、脈拍が60ちょっとでした。スポーツ心臓と言われてスポーツマンの心臓はすごく遅いんですよね。


 この注射はすぐに効果が表れるので検査開始。


「イキヲスッテ、トメテクダサイ」


 昔は生声だったこの言葉も今はデジタル声。

(あじけないけど、まぁ一応女性の声だからいいか・・・)

 っと思いながら指示に従う。長い時で20秒以上も息を止めていました。(しまった、息を吸い切れてなかった)なんて思いながらなんとか我慢の子であった・・・?。


 最後に

「造影剤を注入します、体が熱くなりますが心配いりませんのでぇ」

 と言われてしばらくすると、手や頭がカァーっと熱くなる。


 それを感じて

血の廻りって、こんなに速いんだ・・・

 なんて妙に感心している内に検査は終わりました。


 結果は後日。


 それにしても

 大したことないですように・・・・


 狭心症やったら・・・

ニトログリセリン  っちゅうやつ

 持って歩かなアカンのんちゃうん・・・?