そろそろこんばんは。
夏だけど半袖買うのめんどくさい田中です。
このまま私が焼豚になるのが先か、半袖を買うのが先か。
いよいよトンネルに入ります!
本編スタート!!!
いざトンネルへ、とその前に
(少し長めです汗)
トンネルを迂回する旧道、割としっかり残っている
通るとは言っていない
でもがんばればいけそうではある。
肝心のトンネルの中の写真だが普通に怖かったので中の写真は1つしかない(しかも出口側)
素直に謝る、すみませんでした。
トンネルを前にした時、あまりの巨大さに引き返すことがよぎった。
しかし思い返すこと数日前、田中は埼玉県神川町の矢納の廃工場を怖さから退却している。
私は大きいもの暗いものがとにかく苦手でして、、、
工場を見た瞬間に震えが止まらなくなった。
(ちなみにこれがそう)
今回は廃工場のリベンジとばかり、食い下がりラジオを聞いて通ることにした。
ちなみに三四郎のオールナイトニッポンである。(この時はまだゼロに降格していない、おのれ霜降り明星!!)
確か内容は同じくオールナイトニッポンをやっているクリーピーナッツのメンバーが休んだ場合の代理で相田が呼ばれるか、みたいな話だった気がする。
ちなみに有吉の壁のオープニングでいきっている以外見せ場がない相田だが、実は音楽活動もしておりクリーピーナッツや菅田将暉とは仲がいい。
誰もいない廃道にラジオを響かせてトンネル内を進む
持ってきた懐中電灯ではトンネル内が広すぎて足元しか照らせない。
災害が起こった時は使い物にならないだろう。(のちに行った狭めのトンネルでは活躍しました)
壁を確認したが距離もよく掴めない。
しかし手彫りっぽかったのでよく見えたら怖かったかも知れない。
あまりの広さに入ってすぐ落ち着きを失った。
途中まで進むと明らかにトンネルが小さくなっているがわかった。
そしてトンネルの中あるあるだが光が届かない暗闇があった懐中電灯なしでは靴や手先もよく見えないほどの暗闇が私を包んだ。
すると前の景色だけが頼りだが、距離がわかりづらい
歩いても歩いても進んでいないような錯覚に襲われる
手足だけを動かしているような感じでこれが本当に怖い。足を早めても変わるのは靴音だけ。視界を揺らすほど早歩きしても出口が近づいてる気がしない。私は少しパニックを起こし走ってトンネルを抜けた。(お恥ずかしい)反射のようにすぐに後ろを振り返ったがもちろん誰もいない。
足元がしっかりしていたことは幸いだった。
精神的なだけでなく物理的な障害があったら?
例えば渡れるか渡らないかぐらいの大きな水たまりがあったら発狂していたことだろう。
もう一度トンネルに入り撮った出口の近くにある窪み
工事中に作ったお地蔵さんのいた場所か?
しっかり本体は引っ越し済み
出口付近にはえぐい量の木があった
また上手く撮れていなかったがトンネル内にもう一つ大きな穴があった。
先駆者は散乱する布団があったので防空壕と予想していた。
防空壕に入る勇気はとてもないどころかなるべく見ないようにすらした。
しかしやっぱり怖いもの見たさで見てしまった。
出口近くにあったので調子に乗っていたのだと思う。
しかし少し見た限りだと布団は撤去されていた。
意外と怖くなかったので写真も撮ったが上手く撮れていなかったことが残念だ。
出口から振り返って
大きな倒木は台風を連想させる
外にも小さい穴があった。
貯蔵庫として使われていた。
今も人が利用している?
新めの水道管。どうやら定期的に人は来ているみたいだ
トンネルを出ると意外にも空き地になっていた。
そしてその先には密度が濃い竹が広がっていた。
その様相は小学生の頃に遊んだ森に似ている。
中学生になる時に広めのローソンになった、今はない思い出の森だ。
この空き地は明らかに草が刈ってある。
なんなら道中よりずっときれいだ。
人の手入れがされていることは明確だった。
先駆者の写真と比べても綺麗になっている(言い方が整形)
貯蔵庫のようになんらかの利用法を探しているのかも知れない
そしてパート1の写真と比べると格段に明るくなっているのがわかるだろうか。
空き地には道中のような垂れ下がったいやらしい木などないので光が結構入ってくる。
トンネルまでの道と比べて明るいので孤立感などはあまりない、むしろ開放的だ。
トンネルの向こうは道中を超える荒れ果てた道と真っ暗なジャングルが広がっているかと予想したが杞憂だった。
苦難の受験勉強を終えて、試験で上手くいかず苦しみ、希望を見出せない中で合格した大学では、意外にも楽しい生活が待っていた、と言った感じか(ふぁ?)
秘密の場所的な神秘的な雰囲気だ。
トンネルの方向を見ると露出した崖があった。
よく見ると石ころも落ちてるし、落石注意だがもちろん標識はない。
有名な廃車だが私が行った時には数10cmの段差に落ちて、枯れた沢でペシャンコになっていた。
おそらくパート1のバス停小屋といい、台風だろう。
廃車って独特の存在感があるから、普段は嬉しいけどこういう怖いところでは会いたくないんだよな…
大人しくしててくれてありがとう(w)
10数メートル道を辿るが、倒木で通れないところがあったのでリタイア。
道は細く、高さはそうでもないものの落ちたら戻ってくるのに周り道をする必要があるだろう。
この先には放置された墓などがあり楽しみにしていたが、初心者なのでしょうがない。
不思議なのが水が激しく流れるような「シャーン」という爆音がどこからともなく聞こえることだ。
周りを見ても何もないし、何も揺れていない。
調べてみると少し進むと自動車道があるという。
「シャーン」はおそらくエンジン音だ。
全く見えないのだが、しっかりと音は聞こえていた。
折り重なった木々は視界を著しく遮るが、あくまでも歪に重なっているだけなので音はしっかり漏れるのだろう。
無論周りに何もないことも影響しているシャーン
もう一つ正体不明の穴があった。
こういう謎の穴には入ったことはないけど、ゲジゲジやカマドーマなど生理的に無理な虫がいることは知っているので絶対に入らない。
帰りのトンネルも走りはしたがあまりためらいとかはなかった。
名残惜しい帰り道
うん、やっぱり暗い。
「やまさいかねが」で見てからずっと行きたかった場所に来れて満足で一杯だった。
田中が憧れのよっきさんと同じ場所に来れるとは思ってもいなかった。
うきうきでバスを待っていたその時あることに気づく
>>>>Suicaがない<<<<
どこで落としたのか?
全く見当がつかない。
いやまさかトンネルを迂回する旧道をトンネルを抜けた側から探していたあのときか?
結構急な坂を登ったし。
頭が真っ白になった。
とりあえず井戸店内を周り、バス停の周辺を調べたがなかった。
しょうがないのでトンネルに向かう。
またトンネルを抜かなければならないので気分は最悪だ。
道中割れた茶碗は見つけたが、Suicaはなかった。
そしてトンネルを前にして通過を断念した。
もうこの暗闇を抜ける余力はない。
時間的にもバス停に戻ってジャストくらいでギリギリだった。
お金はあったので帰ることはできるがSuicaを無くしたのは大きかった。
失意の中何気なく後ろを振り返った。
するとなにやら光るものを見つけた。
なんと田中と印字されたSuicaが道の真ん中に落ちていたのだ。
あの時の私は本当についていた。
血管がはちきれるくらい喜んだのを覚えている。
まさかの廃道でSuicaをなくした人になるところだった
皆も気を付けよう(白目)
こうしてたっぷりあった時間が無くなり、荒れ果てた工事現場に行く時間は消滅したのであった。
ちなみに帰りのコミュバス(自家用車)は爆睡でした
評価5/5
手軽だが本格的な隧道だ。
良くも悪くも荒れていない。
行き方
JR内房線君津駅からバスを乗り継ぎ「二入」下車
少し離れるが「東日笠」から行くこともできる
井戸店の脇の道を直進
次回予告
原点回帰で秩父の廃村、山掴集落をやる予定です!
23/10/12
改行と2箇所修正
修正が非常に少ないよくできた記事