転校先の先生には手紙で事情を説明していた。
先生からは
「一度、お子さんを連れて来てください」
と言われたので次男と転校先の中学校へ向かった。
中学では副校長先生と中学3年の主任の先生が対応してくれた。
主任の先生は
「柔道で近畿大会優勝と聞いていたから、どんなごつい奴が来るのかと思ってたのに。見た目は普通ですね」
と言う。
副校長先生からは
「うちは公立中学なのでどんな生徒でも受け入れます。でも、受け入れるからにはしっかり学校へ来ていただかないといけない」
と言われた。
主任の先生から希望進路を聞かれた次男が
「☆☆高校です」
と答えると
「この地域から☆☆高校へ進学したのはこの10年で1人だけやな。その生徒はラグビーで進学した」
とのことだった。
10月3日から通学することを約束し学校を後にした。