４月

４月が始まりました。
我が家にとっては、いつもと変わらずと言いたいところですが、今年は違います。
上の子が、一年生になります。

気が付けばこんなに時が過ぎていました。

なんか、本当にあっという間です…。

卒園式の時も何とも言えない気分でしたが、やはり入学式も…。

卒園式の時スライドを、コピーしてもらい娘には隠していたのですが、ばれてしまいました。
これ何？っと聞いてきたので
お兄ちゃんの写真だよ。と答えました。
見たい～見たい～と言うので、見るのは今度にしよう。今日はやめよ～とは言ったものの、案の定見ることになりました。
多くの写真から、数少ない上の子を見つけるのが面白いのか、ニコニコしながら指を指し、いたぁ。ここに隠れてたぁなど話をし和やかな雰囲気でした。

…が、やはり予想していた通り、
私のは？と聞いてきました。
まだ、卒園していないから無いよ。と答えると
でも私保育園行ってないよ…。と

大丈夫。ちゃんと卒園式がきて、その時に写真いっぱい見せてあげるから…。
うん。わかった。

……………辛いです。



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卒園式

この週末に、上の子の卒園式が有りました。闘病中の下の子も一緒に参加したい～と言ってましたが、卒園式の前日、病院の先生と話した結果、今だったら抗がん剤を入れる事が出来るとの事だったので、抗がん剤を投与し、卒園式の当日にはおばあちゃんに娘を見てもらいました。
抗がん剤も、何時でも入れれるわけでもなくなった娘にとって、このタイミングを逃すわけもなく、投与をお願いしました。

娘がガンと告白されてから、約１年４ヶ月。突然我が家の環境が変わり、今まで四人生活から僕と息子の二人生活が続き、そうなった環境をなかなか受け入れられない息子が、たまには大泣きし、また保育園でも急に不安定になった心が癒されず、友達の問題や、全く皆と行動しないなど少し精神的にも辛かった時期もあり、でも母親に甘えようにも、家にもいないので甘える訳にもいかず、気が付けば、保育園であったことすら話してくれない状況までおちいって、ぼくが保育園の先生に何か有りましたか？今日は大丈夫でしたか？を聞くのが日課になりました。
それから僕に心を開くのに、とにかく時間がかかりました。『嫌、絶対話したくない！』とか、突然かんしゃくを起こしぼこぼこに殴られたりとか、とにかく本当に大変でしたが、気が付けば心を開き、我が家の環境も受け入れてくれたのか、二人の生活でも問題なく過ごせる時は、既に去年の秋だったでしょうか…。
思い起こせば、息子には本当に苦労させました。本当に嫌な事もいっぱいあったと思います。でも、少しは、いや本当に大きく成長した１年４ヶ月だったと思います。何度も何度も苦手な自転車や竹馬などの練習をして、それが出来た時の達成感♪。二人でハイタッチして喜びました。
よく頑張ったよね。
この環境はまだまだ変わらないけど、でも父は大きく育った息子に感動です。

これから、正直どんな事になるかわかりません。残念ながら我が家の将来は全く見えません。
でもいつかは家族四人で楽しく過ごせる事を願いながら、息子にはまた新しい道に進んで欲しいと思います。
今の息子であれば、また困難が有れば乗り越えてくれるでしょうか？
でももしまた、色々と問題が出てきても、一緒に乗り越えていこうね。

卒園おめでとう。



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また...

昨日、また娘と一緒に闘病していた、お友達が亡くなりました。
僕もそのお友達とは仲良くて、いつも◯◯のパパ～。って呼んでくれました。
一生懸命頑張って、頑張って、でも駄目でした。
全身に、回りまわってしまって…。

最後は痛みが凄く、全然寝れなくなって…。

今日、嫁がお通夜にいって来ました。

そこには、今も一緒に闘っているお友達のお母さん達がいたとのことです。

お疲れ様。
よく頑張ったね。
ゆっくり休んでね。