早速使ってみたので、簡単な感想を・・・まず外見は、コンパクトなパンケーキタイプのレンズなのでEOS-5Dに付けてもこんな感じでカワイイです。

メーカーのHPには、
「最軽量直径68.2mm、厚み22.8mm、重さ約130g。
EFレンズ最薄型、最軽量を実現したパンケーキレンズ。
ステッピングモーター(+ギア)を採用したことで、レンズの小型化、静音&高速オートフォーカスを実現。動画撮影もより快適に。
最短撮影距離0.3m、撮影倍率0.18倍。円形絞りの採用により、美しいボケ味を実現。
コンパクトな設計のため、気軽にスナップ写真を撮ることができ、人物撮影においては、圧迫感を与えることなく撮影できるレンズとしても有効です。」
とあるので、スナップとポートレートに使ってみました。
まずはスナップで一番良く使われるだろう絞りF5.6固定


ちょっと硬いくらいのシャープさですね。
コントラストも高いように思いますが、これらはPCで調整も出来るので問題無いかなと。
レンズがコンパクトなので取り回しはスナップには良いですね。
前を歩くカップルの手の繋ぎ方が可愛かったのでパチリと

丁度良い壁が有ったので、レンズの収差をチェック(笑)

焦点距離が40mmなので当然と言えば当然ですが、若干の樽型の湾曲収差が出ています。
なので最短撮影距離が30cmとはいえ、寄りすぎにはご注意を。
ポートレートでも使ってみました、絞りはF2.8固定です。
このくらいの距離なら、バックも多少はボケて、スナップ風ポートレートには良いかもしれません。

全身が入るくらいカメラを引くと、背景との距離が多少あっても↓ボケはこんな感じになります。

同じ場所で、以前にEF 50mm f1.4のレンズでF2.8で撮ったカットが有るので、バックのボケ具合を比較してみると

こんな感じです。(天候や季節が違うので色合いやコントラストは違いますから、ここはバックのボケみだけの話で)
個人的にパンケーキタイプのレンズが好きなのと、新し物好き(笑)で購入しましたが、このレンズの半額以下で買えるEF 50mm f1.8や、なかなかUSMで出してくれないEF 35mmf2.0と較べて軽さや画角、明るさと言う点でスナップ用として新たに出した意味はどこに有るんだろうと思います。
STMにしてもAFD程ではないにしろ、意外と音はするし、スピードもUSMほど速くないですね。
ちょうどUSMとAFDの半分くらい。
とはいえ、まだ使って間が無いですし、この軽快さから色々出来る事も有ると思うので、どんどん使っていこうと思ってます。(スナップ風ポートレートに協力していただけるモデルさん募集)
使っていてこのレンズの一番の問題点が有ったのですが、それはパート2でお話します。





