大場栄大尉の自宅訪問

昨年から計画していた大場大尉の自宅訪問に行ってきました

迎えて頂いたのは二男の久充さん

壁にはしっかりと太平洋の奇跡のポスターが貼ってありました

ご挨拶と自己紹介をしサイパンの話題で話がはずみ

しばらく話していると三箱の書物を運んで来てくれました

菅野静子さん著のサイパン島の最後

平櫛さん著の肉弾戦

沢山の貴重な本が残されてました

全て大場大尉が集めたものです

私はあつかましくも三冊の本を借りてきました

サイパン最後の記録
ページをめくるだけで破れてしまいそうな状態ですが、大事に読みたいです

絶望の島サイパン
ロバートシャーロッド著とあるから米軍から見たサイパン戦でしょう
この著者は一流のジャーナリストで太平洋戦争にはまっさきに従軍しアッツ・タラワ・サイパン・硫黄島・沖縄の上陸作戦に決死的参加し報道の使命を果たした
というからには興味深くなって当たり前です

それと菅野静子さんのサイパン島の最後
看護婦としてサイパン戦を戦い最後は米兵により命を助けられ生還した記録は衝撃です


久充さんは次にアルバムをどんどん出してくれました

沢山の写真は大尉の若い頃のものから帰還後の議員として活躍しているものまであり、タッポーチョを書いたドンさんとサイパンに行った記録までありました

映画案内に使われた写真や数々の出版物のための写真、中には中日新聞の烙印が押してあるものまであり、書物や展示会などへの協力に惜しまず行ったと思えます

上記の三枚目は最後の投降の決断をさせた天羽少将からの命令書の原本です


ドンさんと一緒にサイパンに行った際のビデオがＤＶＤにしてあると聞き、またまた厚かましくもお借りしました

昭和５７年の遺骨収集の映像もあり、かなり楽しみです

大変有難いです訪問となりました

帰りに大場大尉のお墓参りに行きました

一緒に写ってるのは二男さんの久充さん

合掌


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