田作氏の旅と山と趣味の日記

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日々の旅行や山登り、乗り物や建物などの写真をランダムに紹介します。

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成田航空博物館

屋外展示 その9

番外編

▲2018年5月25日

 

成田空港開港40周年おめでとうございます。

 

前から行ってみたいと思っていたのに一度も足を向けた事のない航空博物館に行ってきました。一度で紹介はもったいないので、少しずつ小分けにその内容を紹介してきましたが、その最終回、番外編です。

 

 航空博物館は成田空港A滑走路34Lの南側の丘陵地に存在しているので、南向きに離陸する機体を下から見上げる形になります。この程度の高さなら邪魔にならないという事でしょうか。

 

 正式には航空科学博物館と言うらしいですが、この看板は敷地外の道路に立っていたものです。こんな看板を撮りに行くもの好きなマニアもそうそういないでしょう。

 

 屋外展示も充実しているし、開館時間と関係なく見学できるので、早めに出かけて屋外から観覧するのが時間の有効活用です。ものによっては機内の見学までできます。

 私は東京駅から直通のバスで行ったのですが、開館の1時間以上前に到着するし、ちょうどよかったです。ただ、そのバスの利用者は私一人、どういうもんなんでしょう。

 

 屋内展示の最大の見ものがこの巨大なB747です。ただの模型ではなくシミュレーターと連動して実際に動きますから迫力があります。無料ですが人数制限があるので、開館と同時に整理券を手に入れるのが良いですよ。

 

 展望台から眺めた屋外展示がこちら。YS11初号機をはじめ、民間で使われた飛行機がたくさん展示されているのが分かりますね。この場所からは飛んでいく機体もまじかに見る事が出来ます。

 

  

 そして、駐車場の一番奥にあるのが”成田空港空と大地の歴史館”です。開館時間は博物館と同じです。

 

 成田空港が開港40周年でおめでたムードでしたが、この空港の開港までには、そして開港後も悲惨な歴史があったことを検証する貴重な施設です。私の年代ならある程度の事情はみんな知っている事ですが、若い人は知らないだろうし、記憶の底にしまわれてしまう歴史を掘り起こされる体験をすることが出来ます。

 

 空港をここに設置するという事の是非については私もよく分かりませんが、かなり無理をして作ったのは事実の様です。今度は第3滑走路(従来のC滑走路とは別物)の計画もあるようですが、そこまでする必要があるのでしょうか。もっと中部や関西に分散すればいいのにと思います。

 

 他の機体や屋内展示については以前紹介しているのでそちらをご覧になって下さい。これからも出来るだけ飛行場へ行ってまた紹介したいと思います。