悲観島 最後の730日間 -2ページ目

Day2 初出勤

人の評価は、どの時点で判断すれば良いのでしょうか。

初めは良い人と思っても、少し付き合ううちに悪い人に思えてきたり、その逆のパターンもあったり。

その判断のタイミングには、いつも迷っておりましたが、最近は、怒っている時が判断すべきタイミングではないかなと考え始めております。

優しさは、偽れる。怒りは、偽れない。

本当の自分が出るのは、後者の時で、怒りという余裕の無い中でも、相手を気遣う考えが出来るのか、または、一方的に相手を責めるのか。

最近では、そこが評価のタイミングなのだと考えております。

【Day2  初出勤】

新しい職場への初出勤。

とりあえずは、何事もなく過ごしました。

しかしながら、話に聞くと、今日はそのヤバさの片鱗すら見えない状態だったとのこと。

嵐の前の静けさって事らしいです…

いづれハリケーン・カトリーナ並の嵐がやってくるとのことで、今はまだ不安の涙で枕を濡らす夜を過ごしております。

Day1 出勤前日

幸と不幸の量はおんなじで、幸せになった分だけ不幸が撒き散らされる。

そんな幸福量保存の法則により、この世は成り立っているそうです。

では、別れと出会いの季節を迎え、多くのものを失い不幸が訪れた私には、今後、出会いという名の幸福が訪れてくれるのでしょうか。

二年間の単身赴任を言い渡された。

これは、一人の豆腐メンタルを持つ男が、新天地において、六条豆腐並の固さを持つ六条豆腐メンタリストに仕上がるか、あるいは無惨に砕け散るか、その未来の行く末を綴る物語である。

【Day1 出勤前日】

新たな職場は、ヤバいらしい。

そんな話をされました。

これが女子高生から言われた言葉であれば、良い意味のヤバいとも捉えられるのですが、悲しいかな言われた相手は我が上司。

一体どんな職場なのかと不安に駆られ、我が心の有り様をここに記そうと思い立った次第です。

既に前職場で、牙どころか犬歯、門歯及び臼歯まで折られた手負いの私には、新たな職場からのストレスに抗う術がありません。

風が吹いただけで心が崩れてしまう、痛風のような心になってしまったのです。

そう通風心です。

無事730日目を迎えられるか、途中でカウントが止まるのか…

結末は、分かりません。

今はただ、幸福量保存の法則が本当であって欲しい。

ただそれを祈るのみなのです。