先日、西鉄のバスセンターでホリデーアクトパスを購入しました。6年ほど前にも購入したことがあるので今回2度目となります。
以前にも書きましたが、ホリデーパスは休日(土日祝)に西鉄の路線バスが乗り放題となる企画定期券で、一部の特急バスや高速バスにも半額の運賃で乗ることが出来ます。有効期間は6ヶ月で値段は13,700円、6年前に購入した時は12,000円でしたのでかなり値上げされていますが、それでも使い方次第では相当お得になりそうです。6月から11月までは積極的にバス旅に出掛けたいと思います。
ということで、さっそく6月8日土曜日。路線バスを乗り継いで大川市の筑後川昇開橋まで行ってきました。まずは自宅最寄りのバス停から二日市までバスで行き、二日市から8時29分発の杷木行きに乗車します。
国道386号線をひた走り、9時39分に恵蘇ノ宿バス停で下車。定刻より8分遅れの到着です。ずっとトイレを我慢していたので、降りるや否や向かいのセブンイレブンで用を足します。
ここからは、次のバスに乗るため2.8kmの歩きです。南へと進み、筑後川にかかる赤い鉄橋、恵蘇宿橋を渡ります。
橋を渡り、吉井町へ続く道を歩きます。
かっぱ橋、かっぱの町、田主丸が近いからかな。
40分ほど歩いて、うきは警察署入口バス停に到着。なんか小雨がぱらついてきました。
10時28分発の久留米行きに乗ります。定刻より3分ほど遅れてます。
だんだんと遅れが拡がり次のバスに間に合うか心配でしたが、なんとか定刻より15分遅れの11時44分にJR久留米駅に到着。
小雨はぱらついていますが、11時49分発の大川橋行きのバスに乗り込みます。
バスは大善寺や城島を過ぎ、狭い道を行きながら、定刻より2分遅れの12時50分に大川橋に到着。
大川橋バス停から目的地の筑後川昇開橋までは700mほど離れています。幸いにも雨は降っておらず、てくてく歩いて向かいます。
途中にあったのは、明治42年(1909)に旧三潴銀行の本店として建築された三潴銀行記念館、残念ながら休業中のようでした。
川沿いの道に出ると遠くに筑後川昇開橋が見えてきました。
だんだん近づいてきました。
結構大きな橋です。
橋の入口は筑後川昇開橋展望公園として整備されています。
この辺りに筑後若津駅があったようです。
全長507mの橋を歩いて渡っていきます。
赤い無骨な鉄骨です。
筑後川昇開橋は、船の往来にあわせて中央部分が昇降する可動橋です。規模としては東洋一で、現存する可動橋では最古のものだそうです。
船が通るわけではありませんが、管理人の方が橋を少し上げてくれました。
可動橋が降り、歩いて可動橋部分へと進みます。可動橋部分は24mあります。
鉄塔は高さ30mで、可動橋は23mの高さまで上がるようです。
筑後若津駅の接近標識が取り付けられたままです。
橋の途中が福岡県と佐賀県の県境。
橋を渡り終え、諸富町へ。
こちらも諸富鉄橋展望公園として整備されています。
佐賀県側から見た昇開橋。
可動橋が上がっています。
マンホールにも昇開橋がデザインされています。
諸富橋バス停から13時53分のバスで佐賀へ向かいます。
10分遅れの14時25分過ぎに佐賀駅バスセンターに到着。続いて14時34分の西鉄久留米駅行きのバスに乗車します。
途中10分以上遅れていましたが、JR久留米駅には5分遅れの15時41分に到着。小雨が降ってきました。
時間も遅くなってきましたし、さすがにバスに乗るのも疲れてきたので、久留米からはJRで帰りました。快速電車で21分、やはり電車の方が圧倒的に早くて楽ですね。
この日、乗車したバスの走行キロは117km、運賃にして4,570円分を乗り倒しました。あと2回、同じような旅に出掛ければホリデーアクトパスの元は取りそうです。
今回のバス旅は事前に時刻表を調べて計画して臨みましたが、バスは遅れることが多分にあるので注意が必要だとあらためて認識しました。また一度乗ったらトイレに行けないので、乗り換え時にトイレのことを考慮しておく必要もありそうです。