先週の土曜日に、国立新美術館で開催されていたミュシャ展に行ってきました。会期の最期の週末だけ会って混むことが予想されたので、朝一で向かったのですが、それでも並びました。
会場に入ると、10mはありそうなスラヴ叙情詩の大作が迎えます。正直、壮大すぎてよくわからなかったです。なんだかミュシャの中のノスタルジアが対流して昇華して閉じているような感じを受けました。きっと自分にはわからない世界なのかもしれませんが、いつか自分にターニングポイントが訪れるならば、その礎になるような気がしました。
そしてミュシャと言えば、パリ時代のコマーシャルアートの数々ですね。いやーきれいですね。
「4つの花」 左からカーネーション、ユリ、バラ、アイリス。
アイリスの腰の丈夫でやわらかいこと。
「4芸術」 左から、ダンス、絵画、詩、音楽。
これらの絵は、ただ流れるに任せて浸ることが許される絵で、心が癒されます。
久々の人がいっぱいの展覧会でしたが、とても癒されました。