私は地元中学校の普通学級に進級しました。
私は当時、障害があることをみんなに言っていました。自分のことを包み隠すのも良くないし、何より小学校の頃の環境がたいへん良く、あまり障害を意識していなくて、別に言ってもいいかなーと思ったからです。
私のクラスには、特別支援学級に通いながら普通学級にも通う友達が居ました。
その子は苦手な事が多く、いつも失敗をしました。そして、泣いてなげだしたり、やりたくない事をやらなかったり。
クラスの皆はその子のことが大っ嫌いでした。
障害だからって、調子のんなよ
元が悪いから、あんなに褒めてもらえるんだ。
たくさんの悪口を、障害を公言している私の前でも容赦なく言っていました。
周りの大人達はもちろん、悪口をいう方を悪者にしました。
しかし私はこの時、矛盾を感じたのです。
障害があるから、嫌な事はしなくていいの?
障害があるから、他の人はその人のことを特別扱いしなきゃいけないの?
私は昔から、教えられてきました。
頑張らないといけない。
障害がある。できないことがある。
なら、出来ることを精一杯頑張らないと。
と。
その意味がこの時やっと分かりました。
頑張らない人の事は、皆嫌いなのです。
この子は発達障害ですって言われても、優しく接してくれる人は多くなくて。
へえ障害があるんですか、なら私に迷惑かけないでくださいよって思う人の方が残念ながら多い。
そんな世間で、私は生きていかなくちゃならない。
もちろん、私も悪く言われたことがあります。
社会のテストがクラスで一番で褒められた時
あいつは障害があるから、元が悪いからあの程度で褒めてもらえるんだ。
体育祭で、運動が出来ない私に
あいつが足でまといなせいで、負けたんだ。
でもあいつが障害があるから、みんな優しくするんだ。
今までみんな優しくて、障害なんか気にせず生きて行けたのに。
世間はとっても怖いんだと、初めてわかりました。