子供の優しさに救われた勘違い母

 

夜な夜な思い出したことをつらつらと。

 

この間母子旅で海外へ行ったんです。

 

自衛隊員の時は、とにかく海外旅行に対する

規制が多くって。気軽には行けなかったので。

(外務省HPに記載の危険区域情報を常にチェックし

安全区域かどうか、行く理由は?旅程は?など

プライバシーも何もあったもんじゃない。

職務上、必要なことなので仕方なかったのですがね。)

 

なので、退職して、1年以内に母子旅に行く。

それは目標にしていました。

パートや退職金からなんとか捻出した母子旅代

 

よっしゃー!やるやん私!

 

旅も本当に楽しく

子供の成長も見られ、

ああ、良い旅だったわあ〜

 

と、悠々と帰路の空港に到着し

窓口に行くも、なんとなく違和感。。

 

乗る予定の便が掲示板にいつまで経っても

表示されない。。

 

カウンターのお姉さんに聞くと。

 

「その飛行機は昨日の夜中の便よ」

 

。。。え。

 

すでに飛んでいってしまっていた。笑

 

00:00台の便には日付に注意せよ。

 

やってしまいました。

例えば5/21  00:30 の便ならば

5/20 の夜に空港に居るべきなのです。

それを、完全に

5/21の深夜の便ね!21日の夜に空港ね!(夜の便)と

日付が超えることを何故か勘違いしておりました。

 

ああ。簡単なこと。何ミスってるの。

バカだな、バカだな、ポンコツ、、、

 

これが自己手配の落とし穴

(穴に落ちるのは多分私くらいか。。)

 

だけどもその時の家族とのやりとりが

なんとも心に残る出来事だったのです。

 

長男は、

俺、空港でこのまま寝ていいよー空港の雰囲気好きだよ!

と。

次男は、

またどこかホテル泊まれるの?よっしゃー!

と。

 

パニックになり、日本にいる旦那からは

「みんなが安全に帰ってきてくれたらいいから」

と。

おまけに、その場で支払った次の日のトンデモ価格の

チケット代については今なお触れてこないのです。

 

もう、自分を責めるのやめよう。

こんなに優しい軍団がそばについているから。

 

前を向いて、涙を堪えて、やっすいゲストハウスを予約し、

一泊し、無事に、今度こそ無事に!帰路につけたのでした。

 

あの優しい出来事はとても心に残っているのだけど

今冷静に思うことが一つ。

 

なんであの場でカウンターで購入したのか?

 

割と格安で販売しているアプリを駆使して

もっと割安で帰ることもできたのでは?

なぜネットから購入しなかったのか、

検索したけど翌日の便は出てこなかったのか、

どうだったか、、思い出せないんですよね。。

 

パニックになるって思考力も弱くなり

判断力も、記憶力さえも鈍るんですね。

 

次にこんなことがあったら

冷静に、冷静に、安全に、安くで帰る方法を捻出しよう。

(またやるんかい。)