数年ぶりに会った生徒さんに、残酷な話を聞いた。悔やんでも悔やみきれない話だけど、ワタシもそんな経験をしたことがあるから自分ではどうしようもないことに遭遇してしまうと、反発も反論も面と向かって文句も言えなければ誰かに話すこともできない時がある。
早く時が経って 今ある鮮明な記憶が薄れていくことを願うしかない。
事実は消えない。でも、覚えていなくても良いこともある。
忘れてしまった方がいいこともある。
憎しみになってしまうから、どうにかその気持ちを紛らせて違う方向に向かわせたいけど、どうしたって・・
でも生きている自分たちは、このまま生きていかなくちゃいけない。だからどうにか少しでも良く、幸せで、楽しいと思えて、少しでも生きていることに喜びを持っていくようにしていたい。
悔やんでも、悔やみきれないことは、生きているから起きている。辛いことがあるから、方向転換ができることもある。
それがあったから離れることもできて、未来につながるんだ。
どうか辛さを抱いても、自分を傷めないで欲しいと思う。
どんなことがあったって、ダイジョブだから。その人の人生に起きたことは、自分じゃないから。少しの割り切りをつけることが自分を軽くできるコツかも。
