タロット占い:たろすのひらめき(Tarosu No Hirameki)

タロット占い:たろすのひらめき(Tarosu No Hirameki)

昼はしがないプログラマー、夜はタロット占い師兼FP。
大阪で占うストリート出身の占い師さんのコラム。

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占いの結果が悪かったらすることは、占い師を変えてもう一度占うことではない。


現実を受け止めることだ。


とても厳しいことを書いているが、現実はシビア。  


占いの結果一つで、崖から蹴り落とされることだってあるのですよ。


仲睦まじいカップルの相談で、相手の素性を明かして現実を見せる。


好きな人に、実は妻子がいたのを見破る。


お金を貸した人から、お金は戻ってこないことを伝える。


占いでこのような事実や未来を観ては、相談者さんの希望を撃ち抜いたことは何度もあった。


「あんたって死神みたいやな」


占いの師匠から冗談っぽく言われたこともあるが、占い師さんってそういうお仕事だ。


「目を醒ませ」とカードが伝えているのだから、それをきちんと読む事が役割。


そう自分に言い聞かせて、これまでカードを何千回と読んできては、引鉄を引いてきた。


別に相談者さんに意地悪をするつもりはない。
ただ、私が見えた現実や将来を述べただけ。


それが占い師さんの仕事だから。


ドライになるべき所かなと私は考える。

いや、ドライにならないとやってられないのだ。


本当にいい事が出たら、言ってあげたい。
でも、事実なんだよ。


占いの結果を、忖度なんてしたくないから。


でも、細い希望が少しでもあるのであれば、それを見つけるのも大切な作業。


だから、それを見つけるようにする。


「細い希望」で上手く行く可能性は低い。


でも、それが突破口になるならすがるしかないのだから、可能性が低い事実を述べつつも、解決の糸口になりそうな話をするのだ。


現実という引鉄と、解決の糸口を狙う引鉄。


同じカードで、全く違うものを見つけることは至難の技だが、これこそ占う側の醍醐味であって、それが出来てこその占い師さんだ。


だから今日も心を整えて、占いに出発する。


二つの引鉄を引いて、お客様に満足してもらえてこそ、占い師さんと言うお仕事なのだから。


では、今日も行ってきます。


ずっと書き溜めていたものを、少し表に出してみました。


(2022年12月5日 noteより) 




■お知らせ


今週の土日。

4月22日と23日。

大阪ヒーリングマーケットで占いをやります。

(チャネリングもしますよ)


予約優先ですが、当日飛び込みも可能です。


横では大阪ミネラルマルシェと言う天然石のイベントもやっておりますんで、そちらもいらして下さいな。

詳しくはこちらです。