トムは新進気鋭のプロゴルファー
今年は絶好調!
勿論、今日のトーナメントも優勝
賞金の小切手を手に意気揚々と帰途につこうと駐車場へやって来た時の出来事
1人の若い女性がトムにサインをネダって来た
気のいいトムは快くこれに応じる
手慣れた手つきでササッとサインを済ませ
女性に色紙を手渡そうとした時
トムは
女性が浮かない顔をしている事に気づく
トム「お嬢さん?どうしましたか?お体の具合でも悪いのですか?」
女性「いえ、違うんです…」
トム「もし良ければボクに理由を聞かせていただけませんか?何かお力になれるかもしれません」
女性「実は…、私の赤ちゃんが命に関わる病気で…、治すには高額な手術が必要なのですが…、私にはそんな大金はとても工面出来なくって(泣)」
トム「それは大変ですね、あっそうだ!僕は今ここに今日の賞金の小切手を持っています、これをお子さんのために役立てていただけませんか?」
女性は
少し驚いた様子だったが
これを受け入れ
涙ながらに何度もトムに御礼を言いながら去って行った
次の週
トムは先週と同じゴルフ場で朝からのトレーニングを終え
ゴルフ場のレストランで昼食をとっていた
そこへ1人の男があらわれた
男は刑事だった
刑事「アナタがプロゴルファーのトムさんですね?少しお話を聞かせていただけますか?」
トム「かまいませんよ、どういったご用件でしょうか?」
刑事「いや、実は先週、このゴルフ場に女詐欺師が現れましてね、多数の被害者が出たものですから、もしやトムさんもと思いまして」
トム「女詐欺師ですか、いったいどんな手口で?」
刑事「被害者の方々のお話によりますと、言葉巧みに近づいて来て、病気で死にかけている赤ちゃんがいるのでお金が必要だと持ちかけてくるらしいです」
トム「そぅなんですか、じゃあ死にかけている赤ちゃんってのは本当はいないんですか?」
刑事「もちろんです!調べによりますと女詐欺師は独身らしいです」
それを聞くと
トムはホッと胸をなでおろし、にっこりと微笑みながら
トム「そぅですか、それは私にとって今週1番の良いニュースです!」
刑事「???」
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